2012年3月22日

空飛ぶオーケストラ、千住の空を舞う!

とてもよい天気に恵まれ、後半には風も味方し、「未来龍」は見事に空を舞い、音楽との響宴が実現

20日(火・祝)に東京文化発信プロジェクト、東京アートポイント計画の一環として行われている「アートアクセスあだち2011 音まち千住の縁」のアートイベントとして『空飛ぶオーケストラ大実験ー千住フライングオーケストラお披露目会』が行われました。このイベントは、音楽家の大友良英さんを中心にアーティストや音楽家がクロスオーバーし、足立区・千住の人々とともに音の出る凧や音の出る空を飛ぶものを荒川の河川敷で飛ばし、音楽と競演しようという壮大な実験です。

この日のたまに、大友さんやアーティスト、一般の参加者、スタッフが数度に渡るワークショップで凧を創作し、準備をしてきました。開催当日は快晴に近い好天に恵まれたものの、天気がよすぎるのか無風状態。凧をあげるにはかなり厳しいコンディションのまま開会となりました。


MCのお二人のトークをチャンチキトルネエドのパーカッションが盛り上げた
成果が芳しくないもの(=飛ばない、音が鳴らない)はカウベルで「コン!」。会場は大爆笑!

会場ではアーティストや一般参加者が創作した音の出る凧や音の出る空を飛ぶものが次々に披露されました。風船を使ったもの、伝統的なうなり凧、超指向性スピーカー、ソーラーパネル連凧とハイテクを交えてさまざまな凧が紹介されますが、風がないと実力が発揮されず、不発に終わるものが続出。そのたびにMCを務める大友さんの「はい、カウベル!」の一言が発せられると、演奏者でカウベルを持った方が「コン!」と一発。会場は大爆笑に包まれました。この状況を見て大友さんは「なんかオレ、欽ちゃんになった気分」と。

こちらは親子で制作したドトール凧?お子さんはシャイなのか隠れてしまいました(笑)
それでも後半になるにつれ、風が吹きはじめ快調に凧が空を泳ぎはじめました
アーティスト・梅田哲也さんのバルーン型。空高く上ると気圧の変化でポテチの袋がパン!と鳴るはずが…
ぐんぐん空高く上がっていきます。順調にポテチの袋も膨れ上がっているはず……「あっ、切れた!」
糸が切れてしまったバルーンは空の彼方に消えていきました。さようなら〜(笑)
うなり凧を必死に走り回ってあげているのはアーティストの堀尾寛太さん
千住の凧名人も珍しい凧を持って登場。音の出る凧の難しさをレクチャーしてくださいました
ブラスオーケストラ「チャンチキトルネド」のみなさんが演奏でイベントを盛り上げました

後半になるにつれ、風が吹いてきて凧が空を泳ぎはじめ、連凧チームの凧はいずれも快調に空に上がりました。メインに待っていたのは、「未来へ号」で日本中を周り、世界中で連凧をあげている未来美術家の遠藤一郎さんが操る130mもの連凧「未来龍」。これを参加者全員の協力であげようというものです。

荒川の河川敷をたくさんの参加者が連なって未来龍をあげます
一斉に手を離すと未来龍が一気に大空に

空高く泳ぐ未来龍の凧の一枚一枚には、千住のみなさんがひとつひとつそれぞれの夢やメッセージを書いています。未来龍には鈴や音が出るように細工されたヤクルトが括り付けられ、音がなる仕組みになっています。同じようにさまざまな音の鳴る連凧も次々に空を舞いはじめ、空では音の鳴る凧、そして地上ではチャンチキトルネドをはじめ総勢70名もの演奏者によるアンサンブルズが大友さんの指揮の元、演奏するという、まさに空と地の響宴へと発展! 参加者と一体となった、エキサイティングなライブ空間が現出しました。

凧を操る遠藤さんと演奏を指揮する大友さんの競演がはじまりました
130mの連凧・未来龍を中心にいくつもの連凧が、千住の空を龍の如く舞い踊りました
人なぜ空を仰ぎ見るのでしょうか?
そこに凧が泳いでいるからです
すごいパフォーマンス! 演奏をお届けできないのが残念
超盛り上がった演奏ですが、演奏のラストは僕はここにはいませんでした

連凧と演奏の響宴が最高潮に盛り上がる最中、僕はちょっと離れた場所で遠藤さんに託された未来龍を操っていました。演奏のラスト、大友さん、遠藤さんのジャンプに合わせ、演奏がうなりをあげるとともに、僕も連凧を大きく縦に振って、シャン! 見事に演奏と音の鳴る凧がコラボレーションしました。なんかおいしいところをいただき、ホントにすいません。元ドラマー、パーカッショニスト冥利に尽きるひとときでした。




風がなくてもあがる凧を制作していたアーティストの毛利悠子さんも連凧に興奮
毛利さんの風がなくても飛ぶ凧。かわいい。インテリアに欲しいかも。

最後に大友さん、遠藤さん、松浦さんのスリーショット。盛り上がった!楽しかった!

コメントを投稿