2018年10月29日

驚きのポケムンク!『ムンク展 共鳴する魂の叫び』:東京都美術館

『奇想の系譜展』記者発表会


GINZA SXのクリスマスはニコラ・ビュフが演出!


柔らかなレジスタンスを体感。『中谷芙二子 霧の抵抗』:水戸芸術館現代美術ギャラリー

View this post on Instagram
水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催中の霧の彫刻家・中谷芙二子さんの初の個展!『中谷芙二子 霧の抵抗』に行ってきました。会期は2019年1月20日までです。 先に投稿した動画とこちらの写真はすべて同館の屋外の庭園・噴水で展開されているもので、誰もが体験できるものです。開館中は00分、30分の定時に霧が発生し、インスタレーションを鑑賞、体験できます。 物体、大地と進化してきた彫刻の究極の形として、大気を彫刻した中谷さんの「霧」に込めた想い。いま流行としてもてはやされるアートとテクノロジー、自然を模倣するだけのバーチャルな世界に対する、中谷さんの柔らかで、明快なレジスタンスをぜひ体感してください。 #水戸芸術館現代美術ギャラリー #中谷芙二子 #arttowermito #fujikonakaya
Chibahideさん(@chibahide)がシェアした投稿 -


2018年10月28日

圧巻の《唐招提寺御影堂障壁画》。清らかで静謐な東山魁夷の世界:『生誕110年 東山魁夷展』国立新美術館


京都での展示が話題になっていた『生誕110年 東山魁夷展』のプレス内覧会に行ってきました。戦後日本を代表する、まさに国民的な画家・東山魁夷の生誕110年を記念した大規模回顧展であり、東京では10年ぶり、京都では実に30年ぶりの個展です。

なんと言っても、大きな目玉は東山魁夷の画業の集大成ともいうべき大作《唐招提寺御影堂障壁画》が特別出品されたことでしょう。本来なら奈良まで行かなければ体験し得ない、御影堂を再現したかと錯覚するような規模での展示であり、まさに圧巻。

もちろん、目玉はそれだけではありません。東山魁夷の画家としての出発点ともなった日展での特選を受賞した《残照》、初期の代表作《道》、CMなどでも使われた長野・御射鹿池の自然を描いた《緑響く》など、名作ばかりが並ぶとてもとても贅沢な展覧会です。

 





アートといえば現代美術一辺倒だった僕にとって、日本画に向かい合う以前から東山魁夷は特別な存在でした。子どもの頃に父に見せられた画集で知り、それから数年後、長野に旅した際にたまたま立ち寄った長野県信濃美術館で、あの清らかで澄んだ色彩、深い情感に満ちた静謐な景色に、実際に目にしてからは、僕の中では別格の存在となりました。

たしかに《唐招提寺御影堂障壁画》は圧巻だし、まるで自分が荒波を目前にしているかのような迫力がありますが、それでも僕にとっての東山魁夷はやはり《残照》や《緑響く》なんですよね。自然と真摯に向き合い、深い思索を巡らせて紡がれただろう、この限られた小さな(障壁画と比べてという意味で)四角の枠の中に息づく完璧な世界に心奪われてしまうのです。



  『生誕110年 東山魁夷展』
  会期:2018年10月24日(水)〜12月3日(月)
  会場:国立新美術館(乃木坂/六本木)
  http://kaii2018.exhn.jp

2018年10月27日

『第31回東京国際映画祭』オープニング+レッドカーペット フォトレポート


2018年10月25日(水)から11月3日(土・祝)までの10日間開催されている『第31回東京国際映画祭』。毎年恒例のオープニング+レッドカーペットを取材しました。

31回を数えるTIFFですが、過去にはけやき坂下からヒルズアリーナまでカーペットを敷いて、長い坂道を大勢の映画ファンが囲み、時にはサインに応えるなど、映画ファンと俳優、監督が直接交流できる場でした。

最近のカーペットイベントはすっかりヒルズアリーナ内で完結するようになり、その分、混雑やトラブルもなくなったのはいいのですが、やはりお祭り気分に欠けるのは少し残念。それでも、人気の俳優が登場すると一気に盛り上がると、TIFFがはじまったな!という気分になりますね。

すでにInstagramで公開したレッドカーペットの様子を、あらためて写真を中心に作品情報などを交えてお届けします。

2018年10月26日

レッドカーペットを華やかに彩る女優編。『TIFF2018』