
今年はいわゆる「電子書籍元年」と言われています。が、10年以上の間、電子本、電子出版を追求し、細々ながら日本の電子出版界を支えてきた方々にとっては、ようやくやってきた元年と言えます。しかも、この元年は、電子書籍の「ビジネス」を追求するばかりで、電子書籍は未来の知を担うべきものであるのを忘れたかのように見えます。
そこで、林信行さん、安藤幸央さんとともに、本の未来を考えるフォーラム「After The Books」をはじめる事としました。After The Booksは読んだまま、本以降、つまり本の後にくるものを考えようというものです。本を革新するものはなにか、どういうものがくるべきか? それは電子書籍なのか? iPadやキンドルなのか? といった、文化や最新技術などさまざまな側面から、“未来の本”を考えていきます。
第一回目はGOOD DESIGN EXPO 2010の会場でトークイベントを開催しました。今後、二ヶ月に一回程度のペースで開催していきたいと考えています。参加を希望する方は個人、企業など法人のだれもが参加でき、発言できます。また、このフォーラムは当面はどの業界団体にも属さずに運営していく事を考えています。ただし、運営を支援していただける個人、企業からのサポート、開催場所の提供も大歓迎です。