2018年10月30日
2018年10月29日
2018年10月28日
圧巻の《唐招提寺御影堂障壁画》。清らかで静謐な東山魁夷の世界:『生誕110年 東山魁夷展』国立新美術館
京都での展示が話題になっていた『生誕110年 東山魁夷展』のプレス内覧会に行ってきました。戦後日本を代表する、まさに国民的な画家・東山魁夷の生誕110年を記念した大規模回顧展であり、東京では10年ぶり、京都では実に30年ぶりの個展です。
なんと言っても、大きな目玉は東山魁夷の画業の集大成ともいうべき大作《唐招提寺御影堂障壁画》が特別出品されたことでしょう。本来なら奈良まで行かなければ体験し得ない、御影堂を再現したかと錯覚するような規模での展示であり、まさに圧巻。
もちろん、目玉はそれだけではありません。東山魁夷の画家としての出発点ともなった日展での特選を受賞した《残照》、初期の代表作《道》、CMなどでも使われた長野・御射鹿池の自然を描いた《緑響く》など、名作ばかりが並ぶとてもとても贅沢な展覧会です。
たしかに《唐招提寺御影堂障壁画》は圧巻だし、まるで自分が荒波を目前にしているかのような迫力がありますが、それでも僕にとっての東山魁夷はやはり《残照》や《緑響く》なんですよね。自然と真摯に向き合い、深い思索を巡らせて紡がれただろう、この限られた小さな(障壁画と比べてという意味で)四角の枠の中に息づく完璧な世界に心奪われてしまうのです。
『生誕110年 東山魁夷展』
会期:2018年10月24日(水)〜12月3日(月)
会場:国立新美術館(乃木坂/六本木)
http://kaii2018.exhn.jp
2018年10月27日
『第31回東京国際映画祭』オープニング+レッドカーペット フォトレポート
2018年10月25日(水)から11月3日(土・祝)までの10日間開催されている『第31回東京国際映画祭』。毎年恒例のオープニング+レッドカーペットを取材しました。
31回を数えるTIFFですが、過去にはけやき坂下からヒルズアリーナまでカーペットを敷いて、長い坂道を大勢の映画ファンが囲み、時にはサインに応えるなど、映画ファンと俳優、監督が直接交流できる場でした。
最近のカーペットイベントはすっかりヒルズアリーナ内で完結するようになり、その分、混雑やトラブルもなくなったのはいいのですが、やはりお祭り気分に欠けるのは少し残念。それでも、人気の俳優が登場すると一気に盛り上がると、TIFFがはじまったな!という気分になりますね。
すでにInstagramで公開したレッドカーペットの様子を、あらためて写真を中心に作品情報などを交えてお届けします。
2018年10月26日
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