12月22日に公開された役所広司主演、ヴィム・ヴェンダース監督による『PERFECT DAYS』。同作は、当初、ヴェンダース監督は日本での映画製作を短編として考えていたそうだが、来日した折、公共トイレの清潔さやサービスなど、清掃員のプロフェッショナルに感銘を受け、長篇作品として再構想したものが本作へと発展したという。
その公共トイレの舞台となったのが、日本財団が実施した渋谷区内に公共トイレを設置するプロジェクト『THE TOKYO TOILET』で、実際に渋谷区内17ヶ所に設置された世界的に活躍する16人のクリエイターが創造したユニバーサルデザインのトイレ。