録画予約してあった中に1998年公開の『ディープインパクト』(BS12でオンエア)がありました。同時期に「アルマゲドン」が公開されており、どちらも地球との天体衝突という「妖星ゴラス」から「流転地球」へとつながるSFパニック映画の王道テーマの作品。
しかしながら、これら2作はまったく性質が異なります。突貫工事で小惑星撃破に挑む職人たちを描くエンヤコラな「アルマゲドン」。
これに対して、彗星の発見者の高校生、政府の隠蔽を追うアンカーウーマン、彗星衝突に挑む宇宙船メサイアの乗組員たち。彼らとその家族との群像劇となった「ディープインパクト」。
まったく個人的な感想ですが、「ディープインパクト」はもう10回ぐらいは見た記憶があるほど好きな作品です。SFパニック映画としては珍しいお涙頂戴のヒューマンドラマですが、何度見ても涙腺崩壊してしまう名作です。
天体衝突は天文学的(まさに天文学)数字で可能性が低いことはわかっていますが、最後のその時、自分はどの人とともにいて、何をどう行動するのかを考えてしまうのです。それほどこの作品にはリアリティがあり、人生とは何かを考えさせるものをもっているのです。
※要注意:ここからネタバレあり。
特に彗星発見者ということでシェルター避難者に選ばれた高校生リオ・ビーダーマンは残してきてしまった彼女とその家族のために引き返し、未来へ向かって山を駆け上がります。
政府関係者の不倫疑惑の隠蔽を追う中で、彗星衝突の事実を知ってしまうアンカーウーマンのジェニー・ラーナーは、シングルマザーの同僚に自分のシェルターへの席を譲り、5歳の時に家族ととも訪れたビーチで、疎遠だった父とともに最後の時を迎えます。
彗星爆破の任務をまっとうできなかった米ロ合作の宇宙船メサイアの乗組員たちは、最後の望みをかけ、彗星の切れ目の中にメサイアを進め、核爆弾により大きい方の彗星の壊滅に挑みます。そうして後ろ部分は消滅。彼らの献身により、地球は最悪の事態をまぬがれます。
決死の作戦を決めた乗組員たちと地球に残してきた家族とのやりとりで、完全に涙腺暴発。特に太陽光で失明してしまった船長のオーレン・モナッシュの見えていない状態で、任務中に生まれた子どもとのやりとりは涙なくして見られません。
ぜひこの機会にご覧になってください。『ディープインパクト』はNetflixなどで配信されています。
https://www.netflix.com/jp/title/11819345?source=35@
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