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2019年9月7日

アップルストア丸の内オープン前夜

東京駅に来たので、せっかくだから『アップルストア丸の内をみに行ってきた。オープンは明日9月7日だけど、今日はなにかイベントでもやってるみたい。



2016年9月9日

AirPodsもいいけど、純正のワイヤレスレシーバーを!

「チンアナゴだ」とか、「死ぬほどダサい」とか、「絶対どっちかなくす」とか、「クソ高い!」とか、さんざんな言われようのアップルの新製品『AirPods』(16,800円)ですが、この耳かけタイプでもない、ループストラップでもない、2つにわけてそれぞれの耳に引っ掛ける、という大胆な、というかアホなスタイルを、堂々と天下のアップルが出しててきたのがすごいと思うんですよね。





おかげでiPhone 7だけでは物足りなさ満載だった、今回の発表に大いに花を添えたのは間違いない、飛び
道具的な存在だったと言えます。

ただ、このイヤフォンジャックを廃してライトニングからのサウンドアウトって施策をフォローするのに、賛否両論のAirPodsと超絶ダサい変換アダプタってのは、あまりにユーザのことを考えていなさすぎやしませんか?

忘れているのは、いま使っているイヤホンをワイヤレスで使えるようにするデバイスを用意しなかったってことです。そんなん、サードパーティでいくらでも出てるでしょ、って指摘されちゃいそうですが、それだと、結局、クソダサい、サードパーティのブルートゥースレシーバーを胸ポケットに括りつけたりしなけりゃいけなかったり、するんですよ。

そこで、アップル純正のワイヤレスレシーバーがあって、自前のイヤホンやヘッドホンを挿すことができたらいいのに。既存の技術だけど、アップルがまとめるとこうも洗練された使い方ができるのかって、いうレシーバーがでてきたらいいのに。

http://www.apple.com/jp/airpods/

2016年9月8日

iPhone 7 Plusのデュアルカメラに注目



iPhone 7、iPhone 7 Plus、AirPods、AppleWatch Series2、いろいろ出ましたね。ほぼ予想とか噂通りなのは、このところのアップルの発表イベントの規定どおりなかんじで、まぁ、こんなもんか、というところですね。

それにしても驚くのがアップルのイベントに出てくるコンテンツがポケモンにマリオって。なんのイベントなの?ってな。宮本さんが出てきた時にウェルカムぶりにはちょっと感動すらしました。それにしても、これを「日本スゲェ」とか思って見てる奴はアホ。どんだけ海外にいいコンテンツ持っていかれてんだよって話なわけで。ちなみに任天堂からはラン&ジャンプゲームの『スーパーマリオ・ラン」が12月にはリリースされるみたい。また、この他に「どうぶつの森」と「ファイアーエムブレム」シリーズからも2017年3月末までには提供されるようです。




iPhoneについては、カラーに本当に黒いの(JetBlack)が出てきて、うれしい限りです。価格はiPhone 7が72,800円(32GB)〜、iPhone 7 Plusが85,800円(32GB)〜てな感じ。9月9日から予約開始、16日販売開始です。

それとやっぱりiPhone 7Plusのデュアルカメラの光学ズームはどんなもんか試してみたい。スマートフォンのカメラ性能の高さはそろそろデジイチに退場を促すほどになってきているとは思うけど、やっぱりなんだかんだ言ってもレンズについては敵わない部分だと思うので、こうした二段構えのレンズ構成に出てきたのは興味深いなぁ、と。


個人的にはオーディオまわりで、おおっ、と思うものがいくつかあって、ちょっとうれしい感じもありました。特にステレオスピーカーが◎。PlusとかiPadとか、横置きにすれば、ひとりで映画見たりするのに、これ以上ないデバイスだと思うんだけど、スピーカー位置が本体底面のライトニングの両脇にあるので、横置きにしてもステレオにはならないわけで、ま、仕方なくイヤホンで聞いていたわけですが、今度はディスプレイの両脇から音が出てくる仕様らしいので、これはよかった。ライトニング直挿しのイヤホンも、どの程度の音質向上が期待できるのか聞いてみたいです。これでハイレゾをきちんと対応してくれればなんの問題もないのだけど。



そうそう、FeliCa対応は笑った。いったい何年前の話題をほじくり返して復活させたんだろう? まさに、いまっ? って感じ。まぁ、あれば便利っちゃ、便利なんだろうけど。10月にはSuicaが対応するようです。

ワイヤレスイヤホンの「AirPods」は画期的ながら、このデザインは絶対どっちかなくしそうですね、デザイン的には既存のアップル製品のイヤホンを踏襲していていまいちなんだけど、おなじ仕様でサードパーティからよさ気なイヤホンが出てくるのを期待したいです。女子向けのアクセサリー的なイヤホンが出てきそう。



価格はこんな感じです。

iPhone 7 32GB 72,800円(税別)
iPhone 7 128GB 83,800円(税別)
iPhone 7 256GB 94,800円(税別)

iPhone 7 Plus 32GB 85,800円(税別)
iPhone 7 Plus 128GB 96,800円(税別)
iPhone 7 Plus 256GB 107,800円(税別)

AirPods 16,800円(税別)10月下旬発売

2016年7月19日

裸足が最高。この夏、イチオシのアートな冒険へ! DMM.プラネッツ Art by teamLabレポート



裸足なのがいいんです。なんか、いろんな意味で吹っ切れる。アートだ、って構えていた、どこか偉そうにしてた自分をぶっ壊してくれて、一緒に行った人ともなぜか何十センチも距離が近くなったような気がしたり。それどころか、たまたま会場で居合わせた人とも仲良くなれたような。

そんな体験ができるのが、お台場で開催中の『DMM.プラネット Art by teamLab』です。チームラボといえば、いまや押しも押されもしない、メディア・アート/デジタル・アートを得意とする制作集団。一昨年〜昨年、日本科学未来館で行われた企画展「チームラボ 踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地」では100万人を超える動員を実現したのは記憶に新しいところです。

そのチームラボのデジタルアート作品が、約3,000㎡もの展示空間内に展開され、その迷路のように構成された作品を歩き回りながら鑑賞、いや、体験、いやいや、ここまでくると冒険するわけです。まさに「アートの冒険」なんです。



ここからアートの冒険がはじまります!


会場に入るとまず最初にやらなければならないのが、靴を脱いで、靴下も脱ぐことです。そんなアート、いままで体験したことありますか? 靴を脱ぐところまでは結構、ありましたが、さすがに靴下もとは…ねぇ。この初っ端で靴下を脱がされるのは、まさにこちらの先入観を思いっきり取っ払ってくれて、それがそのまま、これからなにがおこるんだろう?という期待感へと変換されます。

荷物をロッカーにしまい、渡された防水パッケージにスマホをしまい、パンツの人は膝辺りまで裾を捲り上げます。女性はスカートだから、まくりあげなくていい、と安心してはいけません。理由は後でわかりますが、ぜひショートパンツで来てくださいね。


荷物はロッカーへ。特に濡れちゃ困るものはぜひしまっていきましょう。

最初に足首までのプール。言ってみれば昔あったプールの消毒槽みたいなもの?

「やわらかいブラックホール」。これも作品なのです。

さて、なんか身ぐるみ剥がされたような状態で、最初の暗い通路に入るといきなり、足首まで浸かる冷たい水の洗礼が待っています。次に待っているのが、最初の作品「やわらかいブラックホール」です。これはもう説明不要、行って体験してもらった方がいいです。ただし、極端に体力に自身のない方は要注意です。僕は…なんとか脱出できました。

さらに暗い通路を、妙にフニャフニャする床にいつもと違った感触を足の裏に感じながら行くと、昨年、銀座のPOLA MUSEUM ANNEXで公開されたクリスタルユニバースの最新バージョン「Wander through the Crystal Universe」が待っています。

LEDの光の点で描くデジタル点描が、銀座とは広さも高さも、数倍の規模で展開されており、さらに床はピカピカに磨き上げられた鏡面になっており、上下の感覚も奪われながら、まさに光の迷路の中を浮遊しているかのような体験ができます。スマホでクリスタルユニバースを構成するエレメントを選び、出現させる、インタラクションで作品をともに創りだすことができます。


「Wander through the Crystal Universe」遠近感も上下も、なにもかもわけがわからなくなります。

「Wander through the Crystal Universe」

「Wander through the Crystal Universe」

さらに暗い通路を迷いながら進むと、また冷たい水の通路に行きあたります。そのまま進んでいくと、今度は徐々に深さを増していき、ふくらはぎぐらいまで水がきたところまで来ると、目の前に色とりどりの鯉が泳ぐ、水で満たされた広い空間で出ます。水面に投影された鯉は足に当たると、パッと花びらへと変化し、水面に広がります。インタラクティブドローイングの「Infinity」です。

その光景はまさにモネの「睡蓮」のようです。床面に投影された映像が人の動きに合わせて変化するインタラクティブ・アートはチームラボに関わらず、よく見られる手法ですが、これを水面で行ってしまうという発想が度肝を抜きました。そして、楽しい、飽きない。いつまでも、この光の池の中にいたいような、そんな気持ちにさせられます。


「Infinity」なぜか女子はみなさんこうして足にプロジェクションを投影したがります。

「Infinity」

この作品を見つけられたらラッキーです。






後ろ髪を引かれる思いで最後の作品に向かいます。また暗い通路を進み辿り着いた空間が、プラネタリウムのようなドーム型の空間に花々が時々刻々と咲き乱れて消えていく作品「Floating in the Falling Universe of Flowers」です。この空間は、床面が鏡面となっており、咲いては枯れ、また咲き乱れる、花の宇宙に放り込まれたような、不思議な浮遊感覚にとらわれます。床に置かれたビーズソファで寝転ぶと、もう起き上がれません。花の宇宙に身を委ね、時の過ぎるのも忘れてしまいます。


「Floating in the Falling Universe of Flowers」
まさに花の宇宙です。

「Floating in the Falling Universe of Flowers」


書いていて思うのですが、実際の体験にはどんなに書いても追いつかない。来て、体験してもらわないと、この良さはわかりません。これまでチームラボの作品を数多く見ている方も、チームラボでしょ、と思ってはいけません。まさに僕がそうだったのですが、とにかく百聞は一見にしかず。

この夏、美術館でも企画展でも素晴らしい展示はいっぱいあって、ぜひそちらにも足を運んでいただきたいのですが、お子さん連れ、彼氏彼女との距離を縮めたい、という方はぜひ行ってみてください。ヒトナツの思い出になること、請け負います。ちょーオススメです。


【開催概要】
DMM.プラネッツ Art by teamLab

会期:2016年7月16日(土)〜8月31日(水)
会場:お台場・青海周辺エリア(「お台場みんなの夢大陸2016」会場内)
時間:10:00〜18:00(7月16日〜7月28日)
   10:00〜22:00(7月29日〜8月31日)
※開催時間は変更になる場合があります

料金:1DAYパスポート 一般2,000円/小中学生1,300円
   プライオリティチケット 一般1,500円/小中学生700円
   ※混雑を気にせず、優先的に入場できます。

お台場みんなの夢大陸オフィシャルサイト
http://www.odaiba.com


2015年11月22日

宮沢りえ、宮澤賢治を読む。“朗読” という、馴染み深くて、新しいエンターテインメント「Audible」


このところ、地下鉄の駅や通路でよく見かけるこの広告。なんの広告だと思いますか? ドラマティックなシーンをとらえた写真に、名作と言われる詩や小説のフレーズがかぶって、まるで映画やテレビドラマの広告のようにも思えます。

ウェブで公開されている映像には、これらのさまざまな人々のシーンに、女性の声で詩の朗読が流れてきます。詩を朗読しているのは、女優の宮沢りえさん。この詩はだれもが一度は耳にした事があるはずの、宮澤賢治の「雨ニモマケズ」です。





この広告および映像はオーディオエンターテインメントコンテンツ「Audible(オーディブル)」を紹介するもので、11月16日、Audible, Inc.は宮沢りえさんと糸井重里さんの朗読によるスペシャルコンテンツの提供開始を発表するイベント「Audibleパブリックリーディング ー物語に耳を澄まそうー」を開催しました。

スペシャルコンテンツは、女優の宮沢りえさんの朗読による宮澤賢治の『雨ニモマケズ』と、「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰するコピーライターの糸井重里さんが、「ほぼ日」の人気コラム『小さいことばを歌う場所』をみずから朗読したもので、11月16日より配信が開始されます。イベントでは宮沢りえさんが『雨ニモマケズ』を朗読し、イラストレーターのエドツワキさんがライブペインティングを披露し、完成した作品の前で、宮沢さんと糸井さんのトークショーが行われました。

糸井さんは、朗読は文章と違って読み飛ばせないので、否応なく時間がかかり、「心地の良い “じれったさ” がある」と語ると、宮沢さんは「“じれったい” っていいですね。とっても贅沢な時間だと思います」とし、さらに「子どもは物語を耳から聞きますが、大人がその体験をできるのは素敵」と語りました。また、糸井さんは「ほぼ日」で公開している、思想家の故・吉本隆明氏の膨大な講演音声の配信も12月より始めると明かしています。





Audibleはオーディオブックの提供サービスで、日本では2015年7月にサービスを開始しており、著名作家の作品をはじめ、ビジネス書や落語まで、プロのナレーターや俳優による朗読をコンテンツとして提供しています。Audibleアプリをスマートフォンにインストールして利用でき、章を飛ばして聴いたり、後で聴き直せる「ブックマーク」や、朗読スピードを0.5倍から3倍まで6段階調節できる機能も備わっています。月額1500円で聴き放題の定額サービスで、登録後は1カ月の無料体験できます(Amazonプライム会員向けに初回3カ月間の月会費が無料になるキャンペーンあり)。





冒頭に紹介した映像は、Audible公式サイトをはじめ、六本木ヒルズビジョン(公開中〜11月22日)や映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の上映前プレビューで配信されます(12月19日〜2016年1月1日)。

Audible公式サイト

2014年9月21日

夕暮れの空に謎の生命体が舞う!パトリシア・ピッチニーニ「Skywhale」



週末の夕暮れ、ビルとビルのスキマに現出した空き地、雨上がりの空に巨大な謎の生命体が浮かび上がった。

9月20日(土)、都市のスキマで繰り広げられるクロスジャンルなアートプロジェクト『TRANS ART TOKYO 2014 神田リビング・パーク』のレセプションが、イベントのメイン会場となる旧東京電機大学11号館跡地で行われ、オープニング・パフォーマンスとしてオーストラリアを代表する現代美術作家、パトリシア・ピッチニーニさんの巨大な気球作品「Skywhale(空飛ぶクジラ)」の係留飛行が行われました。




ピッチニーニさんは生命や環境などをテーマに、絵画、立体、映像などの幅広い表現活動を展開する作家で、Skywhaleは2013年にオーストラリアの首都・キャンベラの100周年を記念して制作されました。

クジラとしてはいるものの、亀のようにも見える頭、鳥を思わせる尻尾、両方の横にある翼かと思えば先には乳房のようなものが5つずつ垂れ下がっていて、ユーモラスでもあり、グロテスクでもあり、見るものによっては、自然を感じたり、科学的に合成された生命体にも見え、不自然なほどの巨体が、神田のビル街を背景に浮かび上がった圧倒的なその姿は、生命の神秘と異形を同時に訴えかけてきます。下には通常の気球と同様にゴンドラが吊り下げられ、人が乗ることができるようです。


パトリシア・ピッチニーニさん
この映像は、薄暮の中にその巨体を現出していく様を、iOS8で標準となったカメラアプリ機能のタイムラプス(微速度撮影)を使って撮影したもの。はじめはかなり近くで撮影していたので、係留のロープの範囲から出るように指示があって、一度、映像が途切れますが、最終的には高さ24m、長さ36mもの巨大な気球となる同作品は、その後、どんどん巨大化していき、作品全体を収めるために、何度となく、撮影を止めて、後ろに下がって撮影を続ける必要がありました。ただの布切れから、いまにも自分から動き出しそうな生命体へと変貌していく様はタイムラプスだからこそ、うまく収められているのではないかと思います。


Skywhaleの係留飛行は会期中の9月21日(日)、27日(土)、28日(日)の8:00〜11:00、17:00〜20:00の1日2回行われます。また、同会場で10月19日(日)、20日(月)に2001年の横浜トリエンナーレのシンボルとして注目された椿昇さんと室井尚さんによる「インセクト・ワールド - 飛蝗」の巨大バッタがお目見えします。








2014年9月10日

本命はApple Watch。もうiPhoneは過去の遺物?

アップルの発表会で新たに「iPhone 6」と「iPhone 6 Plus」、新しいカテゴリの「Apple Watch」が発表されました。で、ひとつひとつ見ていこうかな、と。





まずiPhone 6とiPhone 6 Plusですが、このネーミング。往年の Macintoshユーザの方なら、Macintosh Plusを思い出しちゃったんじゃないでしょうか?別にシンプルでいいとは思いますが、やっぱり一捻り欲しかったかなぁ、と。同じiPhoneでも、別カテゴリのようなネーミングにして、単にAndroid対抗でないところを見せてもよかったかも。

デザインについては、好みもあると思いますが、5sまでのエッジが立った感じのものに比べ、初期のものを思い起こさせるような丸みを帯びたデザインは僕は好きです。全体的にiPod touchに感じが似ている点もいいですね。

薄さを強調されていますが、6,9mmはiPhone 6で、iPhone 6 Plusは7.1mm。iPhone 5sの7.6mmよりは薄いですが、重量のことを考えるとどうなんだろうかな、と。5sの112gと比べて、6 Plusは172gと50gオーバーで結構な重量級なんじゃないでしょうか?








で、大画面になったことについてですが、大きな画面を使いたかった人にとって選択肢が増えたのはいいことなんじゃないかな。ただ、iPhone 6も地味に大きくなっていて、これまでのサイズを使いたい人にとっては結果としてどうなんだろう? 僕的には遠視もそろそろキツイので拡大表示ができるのはうれしいですね。

画面が大きくなることで指が届かなくなったり、片手で操作できないことなど、操作性を心配する声がありました。個人的には、その解決策はアップルらしいエクスペリエンスがあることを楽しみにしていたのですが……。ホームボタンをダブルタップすると画面が降りてくる……、う〜ん、これすか?

それよりも僕が楽しみなのは、6 Plusで採用されている1,920 x 1,080ピクセルという高解像度のRetina HDディスプレイですね。基本的にメールやSNSなどのコミュニケーションツールを使う以外には、写真を撮るか、ゲームをするか、動画を見るか、のほぼ三択になっているので、大きいだけじゃなく美しいディスプレイが必須だったので、これで納得のいく画質ならば買いだと思ってます。ただ、このデカさだと写真を撮るときにシャッターチャンスを逃しちゃうかもしれませんね。

価格については、キャリアにはかなり厳しいビジネスを強いることになりそうだなぁ、と。

続いて、ついにクックCEOは伝家の宝刀、one more thingを抜いた Apple Watch ですが、ネーミングは大正解だと思います。そもそも誰がiWatchなんてダサい名前を勝手につけちゃったんでしょうね。



僕はこのWatchと名付けたところに、アップルがこれで完全にデジタルツールの企業からライフスタイルを演出する新しいタイプの企業へと変貌したのだと感じました。同時にWatchとネーミングすることで、数多くの高級時計メーカーや時計を出しているハイブランドと並ぶことになったと思います。

普通のデジタルツールの企業なら、EDITIONという高品質なバージョンについては、ルイ・ヴィトンやシャネルのようなブランドとコラボレーションしたものを出してくるところでしょうが、18Kのケース、サファイアクリスタルのディスプレイにさまざまな選べるベルトで、高級感溢れた個性を演出することで、いわゆる時計マニアをも納得させるものに仕上げてきたのではないでしょうか?


また、ハイブランドの時計の特徴は、ジュエリーを加えて高級感を演出したり、それによってつけられる高額な価格にもあるわけですが、そうした人たちの優越感を満足させるようなものをアップルが今後のラインナップに加えてくるか、という点について、希望も含め、僕は否定しておきたいと思います。アップルの目指すところは、そうした即物的な欲ではなく、情報をうまく取り回し、時間や空間を豊かにしていくことで、新しい人生の価値を作り上げていくことにあるのだと思います。

褒めてばっかりいますが、デザイン的には僕的にはいまいち好きじゃないんですよね。時計はやっぱり丸いのがいいなぁ、と。丸いディスプレイのバージョンが出たら考えてみたいと思います。っていうか、丸いディスプレイのものが出たら、それはそれでエポックメーキングなんじゃないかな、と(笑)


振り返ってみると、iPhoneは確かにサイズなど外観で目立ったモデルチェンジになりましたが、よくよく考えてみると、基本を大きく変更するようなモデルチェンジではなく、想定内のものでした。その点、新しいカテゴリとなるApple Watchは、今後のアップルを方向を示す新しさに満ち満ちたものになったのではないかと思います。

あーあ、しかし、今回もiPod touchの新製品でなかったなぁ。

2014年6月13日

アップルストア表参道店、オープンまでの舞台裏映像を公開!

建設中から “マックの後地にMac” と話題になっていたアップルストア表参道店。青山通りにかなり近い表参道の中腹より上という場所。隣がアニヴェルセル青山、はす向かいに捻りを加えたような独特なシェイプの外観で話題になったヒューゴ・ボスなど、ブランドショップなどの独自性の高い建物が立ち並ぶロケーション。ここにアップルストアが出店するとなれば、中途半端なものができるわけはないと思っていましたが、それは、仮囲いをとってみても、公開前から意気込みを感じさせるものがありました。


5月30日夜。仮囲いでおおわれています。葉でかたどられたアップルマークが印象的

その仮囲いに「Apple Store, Omotesando もうすぐ。」のコピーが

まだこの時点でどんな建物かはわかりませんが、建物はスケールは推測できます

仮囲いは唐突に取り払われました。てっきり公開直前に覆いを取り外すものと思っていたのですが、出し抜けにその美しい外観をあらわにしました。

街路樹のけやきとガラスで被われた建物のコンビネーションには、けやき並木が美しい仙台の青葉通りに立つ、せんだいメディアテークの佇まいを連想させます。また、3面をガラスウォールで構成され、天井に蓋をしたような構造を正面からみた外観は落ち着きと優美さが感じられ、首相官邸のそれを思い起こします。

けやきがある事で、夏、店内で木洩れ陽を感じたり、秋、落ち葉が前の歩道を被ったり、日本の四季を感じさせる素敵な場所になりそう。これからは表参道の待ち合わせは交差点の交番前じゃなく、アップルストア表参道になりそうですね。


6月10日。グランドオープン3日前に仮囲いが取り払われました!

これまでのメタルパネルを多用したファサードとは異なり、
3面がガラスカーテンウォールのシンプルでクリアな外観に

そして、12日、雨の中、プレス向けの内覧会が行われました。シニア・マーケットディレクターのDenny Tuzaさんは「表参道という(世界的な建築が立ち並ぶ)場所からインスピレーションを得て店づくりをしました」と熱く語っており、思い入れ深くつくられた事がひしひしと伝わってきました。


6月12日。プレスプレビューではじめて内観が公開されました

その思い入れの表れのひとつとして、貴重な映像が公開されました。オープンに向けて準備をすすめる舞台裏を追ったもので、こうした映像が公開されるのは前例のないことではないでしょうか? まさにユーザだけなく、アップル社内、スタッフにとっても待ちに待ったオープンがあと数時間後に迫っています。CEOのティム・クック氏も「いよいよこの日がやってきました」と日本語を交えてツイートし、表参道店のオープンを待ち望んでいるようです。










2014年6月12日

13日グランドオープン! アップルストア表参道店プレスプレビュー

いよいよ明日、グランドオープンです。©Chiba Hidetoshi

ひとまず写真のみ掲載します!

雨の中、プレス向けの内覧会が行われました。©Chiba Hidetoshi
とにかく明るい。これで晴れた日とかどうなるんでしょ? ©Chiba Hidetoshi
外からでもひときわ目立つアップルマーク ©Chiba Hidetoshi
けやきにリンゴの実が生りました。 ©Chiba Hidetoshi
扉のむこうに螺旋階段のスロープが。 ©Chiba Hidetoshi
世界中で新設されるアップルストアには、シンボルのように螺旋階段がセンターを貫いています。
©Chiba Hidetoshi
熱心に螺旋階段を激写する林信行さん(笑) ©Chiba Hidetoshi
美しい曲線を描く螺旋階段。©Chiba Hidetoshi
螺旋階段は一段がガラス四層でできているようです。©Chiba Hidetoshi
こんなに美しい階段の裏側ってあるでしょうか? ©Chiba Hidetoshi
地下にはジーニアスバーやプロラボの講習を受ける事ができるカウンターが。©Chiba Hidetoshi
壁面は、整然と、というよりはアートのようにアクセサリーがディスプレイされています。
 ©Chiba Hidetoshi
オープンを記念して先着5,000名に配布されるオリジナルTシャツ。©Chiba Hidetoshi