このところ、地下鉄の駅や通路でよく見かけるこの広告。なんの広告だと思いますか? ドラマティックなシーンをとらえた写真に、名作と言われる詩や小説のフレーズがかぶって、まるで映画やテレビドラマの広告のようにも思えます。
ウェブで公開されている映像には、これらのさまざまな人々のシーンに、女性の声で詩の朗読が流れてきます。詩を朗読しているのは、女優の宮沢りえさん。この詩はだれもが一度は耳にした事があるはずの、宮澤賢治の「雨ニモマケズ」です。
この広告および映像はオーディオエンターテインメントコンテンツ「Audible(オーディブル)」を紹介するもので、11月16日、Audible, Inc.は宮沢りえさんと糸井重里さんの朗読によるスペシャルコンテンツの提供開始を発表するイベント「Audibleパブリックリーディング ー物語に耳を澄まそうー」を開催しました。
スペシャルコンテンツは、女優の宮沢りえさんの朗読による宮澤賢治の『雨ニモマケズ』と、「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰するコピーライターの糸井重里さんが、「ほぼ日」の人気コラム『小さいことばを歌う場所』をみずから朗読したもので、11月16日より配信が開始されます。イベントでは宮沢りえさんが『雨ニモマケズ』を朗読し、イラストレーターのエドツワキさんがライブペインティングを披露し、完成した作品の前で、宮沢さんと糸井さんのトークショーが行われました。
糸井さんは、朗読は文章と違って読み飛ばせないので、否応なく時間がかかり、「心地の良い “じれったさ” がある」と語ると、宮沢さんは「“じれったい” っていいですね。とっても贅沢な時間だと思います」とし、さらに「子どもは物語を耳から聞きますが、大人がその体験をできるのは素敵」と語りました。また、糸井さんは「ほぼ日」で公開している、思想家の故・吉本隆明氏の膨大な講演音声の配信も12月より始めると明かしています。
Audibleはオーディオブックの提供サービスで、日本では2015年7月にサービスを開始しており、著名作家の作品をはじめ、ビジネス書や落語まで、プロのナレーターや俳優による朗読をコンテンツとして提供しています。Audibleアプリをスマートフォンにインストールして利用でき、章を飛ばして聴いたり、後で聴き直せる「ブックマーク」や、朗読スピードを0.5倍から3倍まで6段階調節できる機能も備わっています。月額1500円で聴き放題の定額サービスで、登録後は1カ月の無料体験できます(Amazonプライム会員向けに初回3カ月間の月会費が無料になるキャンペーンあり)。
冒頭に紹介した映像は、Audible公式サイトをはじめ、六本木ヒルズビジョン(公開中〜11月22日)や映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の上映前プレビューで配信されます(12月19日〜2016年1月1日)。
Audible公式サイト






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