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2022年12月29日

『アニメージュとジブリ展』東京で再開催!「人にフォーカスした展示がいい」とスタジオジブリ・鈴木敏夫さん



12月28日、年明け3日から松屋銀座イベントスクエアで開催される『アニメージュとジブリ展』のオープニングイベントを取材してきました。

2022年11月22日

兵馬俑を間近に! 『兵馬俑と古代中国 秦漢文明の遺産』展 上野の森美術館で開催中



『兵馬俑と古代中国 秦漢文明の遺産』展が上野の森美術館で開催中です。


これまで兵馬俑を展示する展覧会は何度か見ました。過去には始皇帝陵の遺跡の様子を再現するような大規模な展示もありましたが、今回は上野の森美術館の比較的限られたスペースをうまく使って展示されています。

2022年10月16日

これは芸術なのか?科学なのか? 平田哲郎 個展『芸術か科学か』3331 Arts Chiyoda


平田哲郎 個展『芸術か科学か』が3331 Arts Chiyodaで開催中。

平田さんは富山県氷見市で行われたアートプロジェクト「氷見クリック」や「ヒミング」を主催していた作家で、今回、展示されている大量の作品?構造物? は2008年ごろから制作を行っていたものです。


2022年10月11日

映画「線は、僕を描く」とのコラボ展、『線は、僕を描く at 百段階段』開催

映画『線は、僕を描く』キーヴィジュアル


水墨画の世界を舞台にした青春芸術小説「線は、僕を描く」が同名映画化。10月21日(金)より全国公開されます。監督は「ちはやふる」の小泉徳宏監督、スタッフも「ちはやふる」のスタッフが再結集して制作されました。

映画公開に合わせ、同作品の舞台となる水墨画の世界にフォーカスした特別企画展『線は、僕を描く at 百段階段 〜色彩空間で観る水墨画の世界〜』がホテル雅叙園東京にある東京都指定有形文化財「百段階段」で開催されています。会期は11月27日(日)まで

2022年10月9日

ブチに会いに山種美術館へ! 【特別展】『没後80年記念 竹内栖鳳』展

竹内栖鳳《斑猫》(部分)山種美術館蔵


山種美術館で大好きな大好きな『竹内栖鳳展』がはじまりました。

なんといっても《斑猫》! なんといってもかわいい!

本展の主役はやはり、このブチです。

2022年10月6日

『東京ビエンナーレ2023 はじまり展』上野寛永寺を中心に開催



『東京ビエンナーレ2023 はじまり展』(以下、はじまり展)が開催されています。

同展は来年2023年の夏と秋に“リンケージ つながりをつくる”をテーマに開催される「東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023」のプレイベントとして、東叡山寛永寺や東京ドームシティ、優美堂などで10月6日〜30日を会期に開催されているものです


2022年9月12日

目から鱗のファッション史! 『装いの力 異性装の日本史』松濤美術館

会場入り口に設置されたドラァグクィーンのフォトスポット
フラッシュを強制発行するとなにかが起きる!


松濤美術館で開催中の『装いの力 異性装の日本史』がとてもおもしろいです。

古事記からドラァグクィーンまで、日本における異性装、つまり男性が女性の、女性が男性の服装をしてきた歴史をさまざまな側面から取り上げた事例を展示しています

2021年12月6日

グラフィックデザインの可能性を新発見! 『MONDO 映画ポスターアートの最前線』国立映画アーカイブで開催





『MONDO 映画ポスターアートの最前線』が京橋の国立映画アーカイブで12月7日より開催されます。

MONDOはテキサス州オースティンの映画館アラモ・ドラフトハウスのTシャツ屋でしたが、オリジナリティ溢れるセンスで描かれた映画ポスターが話題となり、いまや世界で大人気となっているデザインプロダクションです。

いわゆる地方都市の小さな映画館だったアラモ・ドラフトハウスは特集上映などこだわりの興行を行ってきた映画館で、これらの映画ポスターはアラモ・ドラフトハウスのために、MONDOがデレクションし、才能あるクリエイターたちにとともに作り上げたオリジナルのもので、映画の権利関係をクリアした上で制作されています。

2021年12月1日

この金魚、立体じゃないんです! 驚きの手法で金魚が泳ぐ 『金魚絵師 深堀隆介 金魚鉢、地球鉢』



一見すると精緻なジオラマのような仕事で、立体物の金魚が泳ぐ桝を再現しているのかと思えますが、実は金魚は平面。つまり絵なんです。金魚の絵を積層させて、アクリル樹脂の中に埋めて、水中を表現しているわけです。


これ、さらに驚くのが、平面であることを知ってから見ても、どんなに目を凝らしても立体に見えるのです。自分の目を疑うレベルです。





この作品は2021年12月2日より上野の森美術館で開催されている『金魚絵師 深堀隆介 金魚鉢、地球鉢』で見ることができます。


2021年11月30日

“モーゼスおばあさん” が描く幸せの風景 『生誕160年記念 グランマ・モーゼス展―素敵な100年人生』世田谷美術館で開催中

 《サンタクロース Ⅰ》1960年(99歳)油彩/合板


休日、世田谷美術館でグランマ・モーゼスに触れて、砧公園を散歩、なんていかがですか?


展覧会のキービジュアルは《シュガリング・オフ》


個人的なイメージとしては、モーゼスといえば田舎の暮らしと自然の風景。絵から伝わってくる温かさは他にはないものがあり、人の心を捉えて離さない魅力があります。

生誕160年を機に特別に企画された本展では4章構成で、最初期から100歳までの作品、愛用品や関連資料まで、日本初来日を含む約130点を展示しています。

2021年11月20日

美術館に海が出現! 東京都現代美術館の巨大吹き抜け空間が「海」に




『ユージーン・スタジオ 新しい海』展が、2021年11月20日(土)より東京都現代美術館において開幕しました。





ユージーンスタジオ(EUGENE STUDIO)は寒川裕人によるアーティストスタジオ。国内での資生堂ギャラリーや金沢21世紀美術館での展示をはじめ、SF小説家や能とのコラボ、映像作品の数々の受賞など、国際的な注目が集まっているアーティストです。

2020年10月14日

いまこそ知りたい、ジョンとヨーコ、奇跡の軌跡。『Double Fantasy John & Yoko』が六本木で開催中


会場はソニーミュージック六本木ミュージアム

リバプールで70万人を動員した『Double Fantasy John & Yoko』がソニーミュージック六本木ミュージアムで開催中です。会期は2021年1月11日(月)まで。


同展はジョン・レノンとオノ・ヨーコ、二人の出会いから共同制作、突然の別れまで、貴重な資料で構成された展覧会です。


2020年8月5日

所沢に新しい文化のランドマーク『角川武蔵野ミュージアム』が出現!:角川武蔵野ミュージアム

『角川武蔵野ミュージアム』全景。
なんだか、特殊な地層が見つかりました、という風情です

見上げる方向、角度、時間によっては、石の城のようでもあり、溶岩ドームのようにもみえる。時々刻々と表情を変えるその存在は、まさに武蔵野の新たなランドマークです。2020年8月1日に「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市)にプレオープンした『角川武蔵野ミュージアム』です

2020年6月25日

台風災害から復旧。美術館への足、箱根登山電車が7月23日に営業運転再開!

箱根登山電車2000形
愛称は姉妹提携しているスイスのレーティッシュ鉄道の
サン・モリッツ駅にちなんだサン・モリッツ号


ポーラ美術館や箱根彫刻の森美術館、岡田美術館といった人気の美術館が多い日本を代表するリゾート・箱根。営業自粛が解除されても、まだまだ県を跨いでの移動が難しい状況です。活気を取り戻してほしい箱根ですが、本当に息を吹き返すには、重要な足の復活が不可欠でした。

その重要な足である『箱根登山電車』は、昨年の台風被害で全線運休となり、今秋の運転再開を目指して復旧作業をすすめていましたが、作業が大幅に進捗し、7月23日(木・祝)の始発から営業運転再開が決まりました。

2020年6月22日

開催危機を乗り越え「ヨコハマトリエンナーレ2020」開催へ:「ヨコハマトリエンナーレ2020」オンライン記者会見より

COVID-19の影響で開催中止となった「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」や開催延期を決めた「さいたま国際芸術祭」「いちはらアートミックス」などの芸術祭が多い中、同様に開催が危ぶまれていた『ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOWー光の破片をつかまえる」』が2週間延期して、2020年7月17日(金)〜10月11日(日)を会期として、横浜美術館およびプロット48を会場に開催されます。

同祭の詳細について、6月22日(月)にZOOMでのオンライン記者会見が行われ、同時にYouTubeで公開されました。

【ライブ配信】「ヨコハマトリエンナーレ2020」オンライン記者会見





2020年6月21日

週末は鴻池朋子をハシゴ!:『鴻池朋子 ちゅうがえり』アーティゾン美術館/『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』国立新美術館

《皮トンビ》瀬戸内国際芸術祭2019 展示風景
『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり』より
《刀剣✕鴻池朋子》の展示風景
『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』より

緊急事態宣言の解除後、次々に美術館が再開し、延期や休止になっていた企画展も展示再開していますが、今週は開幕が延期となっていたアーティゾン美術館での『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり』が23日(火)に、国立新美術館での『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』が24日(水)に、それぞれ開幕となります。

このいずれにも出展しているのが現代美術家の鴻池朋子さん。

2020年6月4日

「チームラボボーダレス」6月8日に再開! 夏限定の「呼応するランプの森 – ワンストローク、 紫陽花」が登場

《呼応するランプの森 – ワンストローク、 紫陽花》


東京でもっとも人気のあるミュージアムとして、海外の方が東京に行ったらぜひ行きたい場所に挙げられる『森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス』が6月8日(月)から日時指定予約制にて再開します。

2020年6月3日

アート潜む森でウォーキング?:神宮の杜野外彫刻展「天空海闊」

巨木過ぎて距離感がつかめません。こんな森がどこにあるかと言うと。

森の中になにか見えませんか?

青々とした新緑の豊かな森。この森、実は人が作り出した “百年の森” と言われる明治神宮の森です。そうです。これ、東京のど真ん中。代々木と原宿の間に横たわる森なんです。ところで、2枚目の写真の森の中になにか見えませんか? 次の3枚の中にもなにかあると思うのですが。

2020年6月2日

展覧会の展示再開・会期変更について:首都圏の美術館・博物館・ギャラリー

『東京 TOKYO / MIKA NINAGAWA』
PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷)
会期:2020年6月12日(金)〜2020年6月29日(月)


今回、COVID-19感染拡大防止にともない、美術館、博物館は政府・自治体の要請により最大2ヶ月におよぶ休館を余儀なくされました。

5月中旬〜下旬から先行して自粛解除となった地域の美術館・博物館の運営が再開されてきましたが、自粛解除の対象が全国となったこともあり、6月に入って東京をはじめ首都圏各地の館において運営再開が続いています。現時点ですべての館から再開の発表があったわけではありませんが、都心を含めた、ほとんどの主要な美術館・博物館より、6月下旬までの運営再開がアナウンスされています。

現時点で展示再開、会期変更など、運営再開の案内があった首都圏の美術館・博物館・ギャラリーの企画展・特別展などの展覧会についてお知らせします。なお、特に【 】の但し書きのないものは本来の展示予定となります。

2020年6月1日

偉大なる「包む」アーティスト、クリスト逝く

「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1084-91」
(2016年/水戸芸術館)のレセプションでのクリストさん
「クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 日本=アメリカ合衆国 1084-91」
(2016年/水戸芸術館)より

偉大なる「包む」アーティスト、クリストが2020年5月31日にニューヨークの自宅で逝去しました。84歳でした。これまで、さまざまなアーティストに出会ってきましたが、僕が本当の意味で現代美術に出会ったと言えるのが、30年前のクリストとの出会いでした。