2022年10月11日

映画「線は、僕を描く」とのコラボ展、『線は、僕を描く at 百段階段』開催

映画『線は、僕を描く』キーヴィジュアル


水墨画の世界を舞台にした青春芸術小説「線は、僕を描く」が同名映画化。10月21日(金)より全国公開されます。監督は「ちはやふる」の小泉徳宏監督、スタッフも「ちはやふる」のスタッフが再結集して制作されました。

映画公開に合わせ、同作品の舞台となる水墨画の世界にフォーカスした特別企画展『線は、僕を描く at 百段階段 〜色彩空間で観る水墨画の世界〜』がホテル雅叙園東京にある東京都指定有形文化財「百段階段」で開催されています。会期は11月27日(日)まで



展示では劇中に登場する水墨画や場面セットを再現、水墨画について監修した小林東雲さんの作品や水墨画の魅力に触れることができる巨匠たちの作品なども展示される盛り沢山なものとなっている。

会場の受付やエントランスから、登場人物たちが描いた水墨画を展示され、展示に期待が高まります。篠田湖山(演:三浦友和)の作品《霞》は文化財「百段階段」へと繋ぐエレベータ前に。湖山の孫、篠田千瑛(演:清原果耶)の《椿》はエレベータを降りると椿とともに出迎えます。



《霞》篠田湖山(演:三浦友和)

《椿》篠田千瑛(演:清原果耶)


主人公、青山霜介(演:横浜流星)の作品は展示中程の「漁樵の間」の《菊》。しかも霜介の作品はもう一点のみ。そのもう一点は物語の重要な作品となり、ぜひ会場で。



《菊》青山霜介(演:横浜流星)


「十畝の間」では映画で描かれている水墨画の世界を紹介。水墨画を監修した小林東雲さんの作品が展示されています。荒木十畝が描いた四季の花鳥画で埋め尽くされた色彩空間の中で水墨画の世界を堪能できます。



《牧牛図》小林東雲

《勇鷹図》小林東雲

荒木十畝が描いた四季の花鳥画



「静水の間」「星光の間」ではご自身も水墨画家である原作者・砥上裕將さんの作品や漫画家・堀内厚徳さんによるコミック版の名シーンなどが展示されています。



《薔薇図》砥上裕將

《葡萄図》砥上裕將/コミックスシーン

コミック版のキャラクター


美人画の大家・鏑木清方の作品が観られる「清方の間」では篠田湖山のアトリエを再現した部屋や「霜介の椿」をテーマにした物語の重要な鍵となる作品が展示されています。


篠田湖山のアトリエを再現した部屋

霜介の椿? この椿のすぐそばに重要な作品が…


最上階の「頂上の間」では水墨画を監修した小林東雲さんによる映画をイメージした特製掛軸をはじめ、霜介の揮毫シーンを思わせるディスプレイ、映画のエンディングに登場する水墨画や出演者の落款が特別に展示されています。



小林東雲さんによる映画をイメージした特製掛軸


【開催概要】
『線は、僕を描く at 百段階段 ~色彩空間で観る水墨画の世界~』
会期:2022年10月1日(土)~11月27日(日) ※会期中無休
時間:11:00~18:00(最終入館17:30)
会場:ホテル雅叙園東京/東京都指定有形文化財 「百段階段」
主催:ホテル雅叙園東京
協力:砥上 裕將・小林 東雲・講談社

© 砥上 裕將/講談社 ©2022 映画「線は、僕を描く」製作委員会

映画「線は、僕を描く」公式サイト

東京都指定有形文化財「百段階段」


#線は僕を描く
#ホテル雅叙園東京
#東京都指定有形文化財「百段階段」
#小林東雲
#横浜流星
#清原果耶
#三浦友和
#砥上裕將
#堀内厚徳
#荒木十畝
#鏑木清方
#霜介の椿

0 件のコメント: