『東京ビエンナーレ2023 はじまり展』(以下、はじまり展)が開催されています。
同展は来年2023年の夏と秋に“リンケージ つながりをつくる”をテーマに開催される「東京の地場に発する国際芸術祭 東京ビエンナーレ2023」のプレイベントとして、東叡山寛永寺や東京ドームシティ、優美堂などで10月6日〜30日を会期に開催されているものです。
開会に先駆けて「東京ビエンナーレ2023」の運営スタッフの発表がありました。総合ディレクターは中村政人さん(アーティスト/東京藝術大学絵画科教授/3331 Arts Chiyoda統括ディレクター)、西原珉さん(キュレーター/心理療法士)が務めます。
はじまり展のメイン会場となる上野の寛永寺では4人のアーティストによる「寛永寺プロジェクト」が展開されています。
寛永寺にある渋沢家霊堂前庭では日比野克彦さんの《ALL TOGETHER NOW(Transforming box series)》を展示しています。
このインスタレーションでは、徳川15代将軍のうち、寛永寺に葬られている徳川吉宗をはじめとした6人以外の、日光東照宮の徳川家康、増上寺の徳川秀忠、そして隣接する谷中霊園の徳川慶喜ら9人がダンボールによる立体作品で表現され、この庭で一堂に会した面々が互いの想い出や、来訪者の未来について語り合う物語を表現しています。
立体作品は切り込みや折り曲げのみで造形され、凧糸で固定されているだけであり、風雨にさらされても自然のままとし、会期終了後には元に戻され、再び会する日に備えて保管されるそうです。
鈴木理策さんはかつて寛永寺の境内であった上野の山で繰り広げられた旧幕府と官軍の激烈な戦いである上野戦争の痕跡を辿る映像作品《1898》を根本中堂内に展示しています。
また寛永寺には最期の徳川将軍となった徳川慶喜が蟄居していた部屋があり、鈴木さんはこれとコロナ禍による外出自粛を重ね、Instagramでは写真を趣味とした徳川慶喜にちなみ #徳川慶喜に見せたい風景 というハッシュタグを展開しています。
根本中堂前には中村政人さんによる《メタユニットM1プロジェクト_寛永寺》が展示されています。
このM1とは解体とリユースをコンセプトに1970年に建築家・大野勝彦さんと積水化学工業(セキスイ)が開発したユニット式住宅M1で、中村さんは以前より、このあまり活用されることなく眠っていたM1を再生し、さまざまな形で活用してきています。
今回、この展示ではM1内に《東京ビエンナーレ2023計画展示》として「東京ビエンナーレ2023」のプレゼンテーションをパネルや映像で展示しています。
この他、東京ドームシティでは高橋臨太郎さんによる《Radius garps / After a typhoon》、神田の額縁屋 優美堂では中村政人さんらが《優美堂再生プロジェクト》を展開しています。
会期は2022年10月6日(木)〜30日(日)
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