2009年6月30日

IMAXで『トランスフォーマー・リベンジ』




6月19日に『トランスフォーマー・リベンジ』をIMAXシアターで見ました、って、このところバタバタで、折角、『世界最速先行上映』という初日より 前?の上映を、それもIMAXで観たと言うのに、すっかり感想を書くのを忘れていました。なんでもこの世界最速先行上映に行くともらえると言う「認定証」 は、結構な希少価値があるんだそうな。







それでも僕が観に行ったIMAXシアターは、川崎ではなく菖蒲で、この菖蒲というのは、埼玉は埼玉でも辺境にある(位置的にはむしろ県央なんだけど)超のつくど田舎なので、さっぱり初日に来たぞ〜感はなく(それでも7割がたは席が埋まっていたのがスゴいです)。IMAXシアターが入っているのは、田んぼのど真ん中にこつ然とある巨大なショッピングモール、モラージュ菖蒲に入っている109シネマズ菖蒲。なんでまた、こんなところにIMAXなのかは詮索しないとしても、僕としてはうれしい限り。

以前、IMAXと言えば、新宿の高島屋タイムズスクエアやメルシャン品川アイマックスシアターなど、都心にもいくつかあったのですが、いまはすべて撤退してしまい、首都圏ではIMAXのコンテンツは楽しめない、という状況が続いていました。なので、今回、109シネマズを運営する東急リクリエーションズが系列の菖蒲、川崎、大阪・箕面の3館に、3D IMAXシアターを展開したのが、これはスゴい事なのです。



で、今回の『トランスフォーマー・リベンジ』はそのこけら落としというわけです。IMAXシアターに入って驚くのは、いたって普通のシアターというところです。タイムズスクエアのIMAXなどは座席部分が急傾斜していて、そういうのがIMAXってイメージなのですが、最近のシネコンはそのあたりの設計がよくなされているのか、急傾斜でもないのに、異様にスクリーンが近い。ま、超巨大なスクリーンなので、当たり前と言えますが。

そんなこんなで、「トランスフォーマー/リベンジ」を世界最速でIMAXの巨大画面で堪能したわけです。Twitterでもつぶやきましたが、IMAXで見ると、視界の外までスクリーンって感じで、ほとんどスクリーンに顔を突っ込んでみているみたい。これはヤミツキになりそうです。こういうデカイスクリーンはどうしても映像の処理が追いつかない、つまりブレたり、とんだりすることが昔はあったのですが、そんな事がさっぱりない。それどころか、ロボット同士のバトルがあまりに緻密に描かれていて、情報量多過ぎ。観ている側の目の処理速度(いや、脳か?)が追いつきません。画面の大きさではなく、情報量の多さにすっかりハイになりました。

あ、で、作品の感想なんですが、こりゃ面白い以外の何者でもないです。本当の意味での娯楽大作ですね。息もつかせないロボットアクションは前作よりさらにパワーアップした感じ。ただ、もうちょっとロボットのディテールが見たいとか、キメポーズないの?とか、この辺はロボットとかヒーローものに対する感覚があちらさんとは違うんでしょうね。そのあたりは、僕的には若干消化不良な感じです。ストーリーの方は、まるで青春映画そのもので、な〜んも考えずに見る事ができちゃいます。お色気の方は前作を上回って、エロ〜いロボットまで出てくる始末。まぁ、なんというかイロんな意味で男の子の夢がイッパイ詰まった映画です。

IMAXシアターの次回作は「ハリーポッター」の最新作。それもこちらは3Dでやるってんだから、次もやっぱり菖蒲? いや、一度川崎も行っておきたいかな。




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