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四川大地震で亡くなった多くの子どもたちを思って、 中国の小学生が使用している布製ランドセルで制作した「蛇の天井」
25日から森美術館ではじまった展覧会『アイ・ウェイウェイ展』。同展では一般来館者の展示室内撮影を試験的に許可しています。「クリエイティブ・コモンズ」の枠組みを適用すれば、ブログや写真共有サービスでの掲載も可能となります。今回の措置は出展者である中国人アーティストのアイ・ウェイウェイさんとMAMプロジェクト出展の日本人ビデオアーティストの小泉明郎さんが承諾した事で実現しており、個展という性格上、可能となりました。
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アイ・ウェイウェイさんは中国でもっとも先進的なアーティストで、北京オリンピックスタジアム「鳥の巣」でのヘルツォーク&ド・ムーロンとのコラボレーションをはじめとする国際的なアーティストです。さらに、中国政府によるネット監視システム導入にいち早く反対を表明するなど、政治的な立場を明確にする、反体制的なアーティストとして、その活動が注目されている人物です。
現在、日本国内の美術館、美術展では展示室内での撮影は著作権保護、作品保護の観点から許可されていませんが、世界的には常設展示については写真撮影を許可する方向にあります。今回のアイ・ウェイウェイ展での試みは、日本初の画期的なものと言えます。今後、他の美術館、博物館はどのように動くのでしょうか?
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エントランスに掲げられた「鳥の巣」の建設記録写真 |
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「コカ・コーラの壷」。 漢時代の壷にロゴを描き込んだもので、一見して暴力的な発想に見えるが、 因習打破により新しい価値観を得ようという一連の作品のひとつ |
作家:アイ・ウェイウェイ
この写真は「クリエイティブ・コモンズ展示・非営利・改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
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