これまで類を見ないコンセプトで、人気を博してきた地図のないミュージアム『チームラボボーダレス』。
2023年に東京都心部において新たなチームラボボーダレスを開館する準備に入るため8月31日をもって閉館する。
2018年6月のオープン以来、国内外で大いに注目を集め、高い評価を受けてきた。
《Borderless World 》や《ランプの森》で表現される作品は鑑賞者のSNSを介して世界に発信、拡散され、アート体験のあり方を根底から覆すものとなった。
オープン前の設営中の段階から取材させていただき、その後も事あるごとに訪れる機会をいただいた。そして、先日、閉館を前にしたこのタイミングであらためて体験することができた。
デジタルアートという表現だけでなく、フレームの中に収まらず、動き回り、変化し続け、ひとつとして同じ形にとどまらない。
さらには単体のミュージアムとしてだけでなく、世界に散らばるデジタルミュージアムと連動して、世界規模で表現を綴っていく。
まさに新しいかたちのミュージアムの誕生からひとつの区切りまで目撃することができたわけだ。
2023年に現れる“Rebirth”した「チームラボボーダレス」はどのような姿をしているのか、本当に楽しみだ。
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