2012年2月28日

これぞヤマト!『宇宙戦艦ヤマト 2199』が完成

『宇宙戦艦ヤマト2199』
©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
アニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト 2199』の第1章(第1話、第2話)「遥かなる旅立ち」のマスコミ試写会に行ってきました。すでに完成披露試写会も行われ、好意的なコメントを多く聞いていたものの、何度作られてもヤマト関連作品(アニメ、実写ともに)には裏切られ続けてきたので、実際に観るまではなにも語れないと思ってました。リアルなヤマト世代にとっては、今度こそ、の思いで観てきました。


コレならヤマト世代も、若い方にも間違いなくオススメできます!
これまでの悪しき記憶を遠くに追いやってくれる素晴らしい出来です。
ヤマトを継ぐのはこの作品です。


ヤマトが好きでアニメの世界に入ったという出渕裕監督をはじめ、スタッフのヤマトへの愛がこれだけの作品に結実させたのだろうと思いました。制作のプロダクションI.G.の郡司氏の「懐古趣味ではなく未来に向けて」の言葉通り、はじめてヤマトに接する若い人たちにも響く内容になると感じました。今回、試写で上映されたのは、7章全27話のうち、第1話と2話で構成された第1章。冥王星海戦からヤマト発進までです。波動砲もワープももちろんまだですが、新生ヤマトの魅力を十分に感じられる内容でした。


以下に特報映像を紹介しますが、実際の本編はこの数倍、いい出来だと感じました。




まず、特筆できるのが全体のクオリティの高さ。ストーリー、設定、シナリオ、キャラクター、メカニックデザイン、すべてにおいてオリジナルを重視しつつ、違和感なく緻密に手を加えてある上、さらに新鮮にリファインされています。


メカデザインは、このままいくのか! と驚かせるほどオリジナルに忠実でした。オリジナルのデザインに現実の戦艦や戦闘機のリアリティを活かしたデザインで、アニメチックなCGで見事に描き出されてあり、メカ好き、ミリオタも納得できるだろうと思います。見た事もないスピード感溢れる宇宙戦艦の戦闘、大気圏内でのコスモゼロのドッグファイトも◎。今後が楽しみです。


そして、ヤマトにとって絶対に外せない音楽は宮川彬良。そう、素晴らしい音楽でオリジナルの世界観を支えたあの宮川泰の息子で、舞台音楽家としてすでに高い評価を持つ人物です。この際、マツケンサンバの、はいらないでしょう。第1章ではオリジナルのモチーフを中心にしていますが、今後、新作の世界をどう盛り上げてくれるか楽しみです。テーマ曲もオリジナルのまま、ささきいさおが担当しています。


さて、もっとも大事なキャラクターについてです。異論もあることだろうと思いますが、結構、オリジナルに近い形になっており、松本零士のキャラクターを重視する方もなんとかギリで納得してもらえる感じではないか、と。逆にここで松本零士のキャラクターで出てしまうと、さらにオリジナルに引っ張られてしまい、他の部分で違和感を感じる可能性があると感じました。主要4人のVC(沖田十三:菅生隆之、古代進:小野大輔、島大介:鈴村健一、森雪:桑島法子)もハマっていて違和感なしです。


ここからネタバレ多いので要注意です。


©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会

脇キャラでは、佐渡先生が(なんか知らんオバさんなんかじゃなく)オリジナル通りに酒好き、ミーくん好きのハゲ親父なのもうれしいです。森雪も(たぶん)ツンデレだし。そうそう、アナライザーもオリジナルのままで搭乗してます。これはホントにうれしい。土方艦長が沖田艦長の親友としてはじめから登場するなど、随所に思わずうなずく設定もありました。


新しいキャラクターとしては、実写版の戦闘機乗りの森雪を彷彿とさせる女性キャラがいたり(彼女は主計課任務だけど、今後、物語に関わってきそう)、佐渡先生付きの看護士の女性キャラがいたりと、オリジナルではあまりに少なかった女性キャラが増えているのもいいですね。ただ、スターシャ、森雪をはじめ、どの女性キャラも超ボイ〜ンすぎではないかな、と。


設定はオリジナルを補完するような緻密な加筆がなされています。地球滅亡が遊星爆弾によるものだけでなく、同時に繁殖はじめた毒素を出す敵性植物も汚染の一因だったり、世界が分断された状況にある事で日本が単独でヤマト計画を実行せざるを得ないために、乗組員がほとんど日本人になっていたり、前述の女性キャラが多いのも、ヤマト計画が地球脱出計画がベースにあった事に言及しているので、それを考えれば女性搭乗員が数多くいるのが自然です。


まだスタートしたばかりで、今後はデスラー総統やドメル将軍などのキャラクターをどう描くのか、波動砲やワープをどう演出するのか。後半ではイスカンダルとガミラスをオリジナル通りに二連星にするのか、ガミラスの惑星環境をどう描くのか、第三艦橋の運命は? などなど気になる事がいっぱいです。


「宇宙戦艦ヤマト 2199」は、劇場での上映イベントが先行し、同時にオンデマンド放送、続いてBlu-ray/DVDという流れで、「UC」と同じ手法で公開されます。第1章の上映は4月7日から、第2章は6月30日から。ホントに次が楽しみです。

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<上映情報>
●「宇宙戦艦ヤマト2199」 4月7日より新宿ピカデリー他、全国10館にて
第1章「遙かなる旅立ち」(約50分)上映開始!
●「宇宙戦艦ヤマト2199」 6月30日より新宿ピカデリー他、全国10館にて
第2章「太陽圏の死闘」(約100分)上映開始!
(上映館)新宿ピカデリー/横浜ブルク13/MOVIX柏の葉/MOVIXさいたま/MOVIX宇都宮/なんばパークスシネマ/MOVIX京都/ミッドランドスクエアシネマ/福岡中洲大洋/札幌シネマフロンティア

<オープニング&エンディング情報>
オープニング曲「宇宙戦艦ヤマト」 歌・ささきいさお に決定!
エンディング曲「星が永遠(とわ)に照らしている」 歌:結城アイラ に決定!

<Blu-ray&DVD情報>
「宇宙戦艦ヤマト2199」早くもBlu-ray・DVD発売決定!
<発売・販売元:バンダイビジュアル>
第1章(第1話・第2話)を収録したBlu-ray・DVD第1巻は 2012年5月25日発売!
第2章(第3話~第6話)を収録したBlu-ray・DVD第2巻は 2012年7月27日発売!

公式HP:yamato2199.net
©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会



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