2014年2月25日

ウェアラブルとはこういうこと。専門店だから創りえたFUN`IKI glass

以前からウェアラブル・デバイスの中で、とりわけヘッドマウントディスプレイタイプの拡張現実ウェアラブルコンピュータ(ようするにメガネ型の情報端末ですね)について、「こんなダサいものかけたくない」とか、「こんなのかけてるヤツが溢れかえった街になんかいたくない」とか、あちこちで発言しては、グーグルグラスとかに注目しているみ〜んなから冷ややかな目で見られていました。

だって、ダサいものはダサい。そういや時計型もギャラクシーギアなんて、超絶ダサいものも出てますね。まぁ、子どものおもちゃみたいなものでも、ガジェット好きの人にとっては、先進性とか新規性とか、あ、それととにかく目立ちたいって人にとっては、ダサさなんか気にならないんでしょうけどね。

ウェアラブルデバイスに関する、そんな態度を示している僕に同調してくださる方がいらっしゃいまして、その方が所属する“メガネのパリミキ”の㈱三城ホールディングスと情報科学芸術大学大学院(IAMAS)赤松正行教授、IAMAS卒業生らによるベンチャーの㈱間チルダらによって組織された「FUN`IKIプロジェクト」が、現在、バルセロナで開催中のMobile World Congress 2014において、メガネ型情報端末「雰囲気メガネ」を発表しました。

見た目はメガネそのもの


まず、このデザイン。現物を見てみない事には正確な判断はできませんが、これはまごうことなくメガネです。小3からメガネをかけ続けている僕じゃなくとも、これはあきらかにメガネのデザインです。デザインの好き嫌いはあるでしょうが、すくなくともスカウターみたいなヘンテコなものではありませんね。これなら映画館にかけて行っても、呼び止められたり、警備に追い出されたりしません。もっとも、この雰囲気メガネでは映画を盗撮したりはできないと思いますけど。

雰囲気メガネはスマートフォンやパソコンの代わりを果たす位置づけのデバイスではなさそうです。資料によれば、

「歩行中や打合せ、PCの作業時においてもフルカラーLEDライトの点滅と小型スピーカーからのサウンドによって、周囲に気付かれることなく電話の着信やメールの受信、スケジュールやタイマーなどのさまざまな情報を把握することができます。従来のスマートフォンだけでは難しかった役割を担い、極めてシンプルな機能とナチュラルな使用感を目指した、ライフスタイルにとけこむ最新型のウェアラブル・デバイス」

とのこと。要するに、打ち合わせや移動中の電車内、デート中とか、所構わず鳴り出す “空気を読まない” ケータイやスマホの代わりに、さりげなく知らせてくれるというわけです。光や音だけでどれだけの情報が伝わるのかは、ぜひ試してみたいところです。もっとも、そこに情報量を求めすぎるから、不必要な機能が満載したダサデバイスになっちゃうのかもしれませんね。そのあたりの機能については、連動するスマートフォン側のアプリをアップデートすることで機能追加できるようです。

このLEDで光る機能にはパーティなどで目立つカラフルなライトやリラックスできる落ち着いたライトなどがあるようですが、将来的にはこの光でコミュニケーションを取ったり、脳波を読み取って気持ちの状態を伝えたりといった事も可能かもしれませんね。


スマートフォンと連動して操作できます

まだまだ市民権を得るには時間がかかりそうなウェアラブル・デバイスにはこれぐらいの機能や見た目がちょうどいいのではないかと思います。一般発売時期は未定との事ですが、今後の展開に注目です。

【仕様】
重量:38.5g
通信:Bluetooth 4.0 Low Energy
バッテリー:リチャージャブル・リチウムイオン・バッテリー
ライト:フルカラーLED 6基
オーディオ:小型スピーカー 1基
センサー:照度センサー、加速度センサー
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