臨海副都心エリアで展開する新しいアートイベント『ARTBAY TOKYOアートフェスティバル2022』が9月16日(金)〜25日(日)に行われます。
目玉となるのは国際展示場駅前に展示されるレアンドロ・エルリッヒさんのインスタレーション《THE PRINT -痕跡》と後藤映則さんのインスタレーション《Heading》。この他にも臨海副都心の各所でさまざまな作品が展開されます。
レアンドロ・エルリッヒ《THE PRINT -痕跡》
最近では金沢や十和田など日本での常設展示が続いているエルリッヒさんですが、その作品が東京で期間限定で見ることができる貴重な機会となります。
国際展示場駅前の花の広場に設置されたインスタレーション《THE PRINT -痕跡》は一見すると仮設の生け垣のように見えて、最初は、え?これが作品? と思ってしまいます。
樹木が植えられたプランターが円を描くように設置され、ところどころに入り口があり、プランターで区切られた道を辿って、中心に向かって行くのですが、これがすんなり中心に着かない。迷路になっているのです。
なんとか迷路の中心にたどり着くと、QRコードが示されており、それを読み込むと作品を上空から撮影した画像にアクセスできます。ネタバレになってしまうのですが、その迷路は実は「指紋」の形になっています。
エルリッヒさんは、この作品について、「人類の自然への介在の痕跡として「指紋」をモチーフとした。この迷路を辿りつつ、人類の新たな出発点について考えてもらいたい」としています。
後藤映則《Heading》
エルリッヒさんの作品のすぐとなりに設置されているのは、後藤映則さんの《Heading》。「動き」を3Dプリントで連続する立体で制作し、回転するゾエトロープに光を当てることで、それが動き出します。
後藤さんは古典的なアニメーションの手法に新たな生命を吹き込んだ作品で世界的に知られているアーティストです。
これまで後藤さんはさまざまな「動き」を「動かして」きましたが、今回、はじめて3メートルの「歩く」立像を実現しました。
後藤さんは「人は『歩く』生き物ですが、コロナでそれが制限されました。僕も作家活動そのものが制限を受け、表現する場を失いました。そのことで『歩く』に着目し、今回、はじめて巨大な人形で『歩く』を表現しました」としている。
さて、この人はどこに向かって歩いていくのか? 僕たちはどこへ向かって歩けばいいのか?
奇しくもエルリッヒさん、後藤さんも、コロナ後に僕たちが進むべき先を考える必要を示唆していました。
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