もっとも目を引くのが、近似色のストライプが緊張感とやすらぎを併せ持ったように構成された〈Stripesシリーズ〉です。個人的には青系のストライプの作品が好きで、どのぐらい好きかというと、このままテキスタイルに起こしてシャツにしたいぐらい!
それにしても、この線を一体、どのように描いているのかと思ったら、案の定、手描きなのだそう。線を引くための特殊なガイドは使っているそうですが、それにしてもすごい緊張感だろうな、と思ったら、直すこともできますので、とw
それにしても、この線を一体、どのように描いているのかと思ったら、案の定、手描きなのだそう。線を引くための特殊なガイドは使っているそうですが、それにしてもすごい緊張感だろうな、と思ったら、直すこともできますので、とw
近年、取り組まれている〈ポートレートシリーズ〉もいいです。初期は具象ばかり手掛けていた彼女ですが、その後抽象へ。だからと言って、写実主義がおもな表現手法だった旧東ドイツへの原点回帰?というわけでもなさそう。
東西ドイツ統一を経験して抽象表現と出会ったことにより、現在手掛けている具象は初期とは異なり、写実ではない抽象性を併せ持った新たな表現の作品を生み出しています。
東西ドイツ統一を経験して抽象表現と出会ったことにより、現在手掛けている具象は初期とは異なり、写実ではない抽象性を併せ持った新たな表現の作品を生み出しています。
抽象的な表現でありながら、描かれた色が木の葉や雨を思わせる〈Gardenシリーズ〉はこのまま持ち帰って部屋に飾ってしまいたくなるほど素適です。
会場にはLuca Scandinavia(ルカスカンジナビア)とのコラボレーションによる、北欧アンティーク家具が置かれており、ゆったりと座って作品を鑑賞できるとともに、実際に部屋に作品を招き入れたことを想像しながら、楽しめます。
コーネーリア・トムセン個展「Unfolding Ratio」
会期:開催中~9月24日(土)
会場:√K Contemporary(神楽坂)
会期:開催中~9月24日(土)
会場:√K Contemporary(神楽坂)
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