2022年9月23日

【TIFF2022】今年はレッドカーペットも復活!『第35回東京国際映画祭』ラインナップ発表記者会見




『第35回東京国際映画祭』のラインナップ発表記者会見が9月21日に東京ミッドタウン日比谷の日比谷三井カンファレンスルームにおいて開催されました。






昨年に引き続きフェスティバル・アンバサダーに就任した女優の橋本愛さん、コンペティション部門に選出された今泉力哉、福永壮志、松永大司の3監督がゲストとして登壇しました。





まず、安藤裕康チェアマンから「1.会場の移転ー地域との連携」「2.作品の充実」「3.外国の映画人との交流の強化」の3点の特色について説明がありました。




1の「会場の移転」については、日比谷・有楽町・銀座エリアに本格的に移転しての開催となります。上映会場も昨年はクロージングのみだったTOHOシネマズ日比谷をはじめ、丸の内TOEI、丸の内ピカデリーといったより大きなスクリーンで上映されます。また、新たに丸の内エリアで関連イベントが開催されます。

そして、最大の目玉として、今年はいよいよレッドカーペットが再開! 東京ミッドタウン日比谷前のステップ広場の階段を降り、ゴジラ像前で日比谷仲通りに出て、右手にミッドタウン、左手に日比谷シャンテを見ながら進み、オープニング会場となる #東京宝塚劇場 まで引かれたレッドカーペットを映画人たちが歩きます。





2の「作品の充実」については上映会場の拡大により上映本数が昨年の86本から110本へと増えます。

3の「外国の映画人との交流の強化」については、入国の段階的な緩和を受け、海外からのゲスト招聘を本格的に再開し、映画祭に世界中の映画人がやってきます。海外からのゲストは100名ほどを予定しているとのこと。国内外の映画人、映画ファンが集まる賑やかな映画祭になりそうです。





国際審査委員長は舞台「ライオンキング」の演出などを手がけたオペラ演出家・映画監督のジュリー・テイモアさんが務めます。ほかにシム・ウンギョンさん(俳優)、ジョアン・ペドロ・ロドリゲスさん(監督)、柳島克己さん(撮影監督)、マリークリスティーヌ・ドゥ・ナヴァセル(元アンスティチュ・フランセ館長)が国際審査委員を務めます。





映画祭の顔、ミューズであるフェスティバルアンバサダーは前回に続き再び女優の橋本愛さんが就任。昨年の「個人的に東京国際映画祭には足を運んでいました」との映画祭愛がスタッフに届いての就任なのかな?






オープニング作品、クロージング作品は既報のとおり。オープニング作品は『ラーゲリより愛を込めて』。二宮和也さん主演、瀬々敬久監督。シベリアの強制収容所ラーゲリに抑留され、帰国を信じて、絶望的な状況で、北川景子さんが演じる日本に残した妻を想い、仲間を想い、懸命に生きた実在の日本人捕虜を描く、日本映画のスケールを超えた愛の感動巨編です。






クロージング作品は『生きる LIVING』。黒澤明監督の不朽の名作「生きる」をノーベル賞作家のカズオ・イシグロさんが脚本を担当。第2次世界大戦後のイギリスを舞台に、主演をビル・ナイさん、オリヴァー・ハーマナス監督が手掛けた作品。






今回より「黒澤明賞」が復活します。世界の映画界に貢献した映画人、映画界の未来を託していきたい映画人を贈られます。選考委員は山田洋次監督、仲代達矢さんら5名が務めます。





『第35回東京国際映画祭』のラインナップ発表記者会見では、「コンペティション」部門をはじめ、第35回東京国際映画祭で上映されるすべての上映作品が発表。コンペティション部門のエントリー数は107の国と地域、1695作品。その中から15作品が選出されています。






そのコンペティション部門には今回は3作品の日本人監督作品が選出。前回は1作品だったことを考えると躍進と言える? その3作品の今泉力哉監督(『窓辺にて』)、福永荘志監督(『山女』)、松永大司監督(『エゴイスト』)がゲストとして登壇しました。





公開を控える最新作をプレミア上映する「ガラ・セレクション」では偶然にも廣木隆一監督の3作品『母性』、『月の満ち欠け』、『あちらにいる鬼』が上映。さまざまなタイプの作品を撮る廣木監督だけに、まさに偶然だったそうで、3作品ともに上映することにしたとのこと。






「ガラ・セレクション」の特別上映としては、生涯500曲以上を作曲した映画音楽の巨匠、エンニオ・モリコーネの最期の5年に密着した音楽ドキュメンタリー『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の上映が決定。モリコーネが音楽を担当した名作「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。






「ジャパニーズ・アニメーション」では特撮部門として放送55周年を迎えた『ウルトラセブン』を特集。「対話」「特撮」「ヒーロー」をテーマに上映。「ウルトラセブン」は10月1日より5話が4Kで全国16劇場で上映されますが、映画祭ではこれに加えて5話の10話が上映されます。






「Nippon Cinema Now」では3月22日に急逝された青山真治監督を追悼する特集上映を実施。「EUREKA」「エリエリレマサバクタニ」が上映されます。






テレビ放映やインターネットでの配信を目的に製作された作品をスクリーンで上映する「TIFFシリーズ」では映画祭のオフィシャルパートナーであるAmazon Prime Videoが製作、10月28日に全世界配信される白石和彌監督の『仮面ライダーBLACK SUN』のエピソード1&2がワールドプレミアとして10月25日に上映決定。




ぜひスクリーンでとの声も多い作品だけに、主演の西島秀俊さん、中村倫也さんが登壇することとなれば、プレミアチケットになること必至?

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