2021年8月17日

東京がオリンピックのデザインを変えた!『オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック』ギンザ・グラフィック・ギャラリー


 

『オリンピック・ランゲージ:デザインでみるオリンピック』がギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)で開催中です。会期は8月28日まで。


ギンザ・グラフィック・ギャラリー外観

1964年東京大会をはじめ、各大会のビジュアルイメージとなったポスターやエンブレム、聖火トーチ、メダルなどを展示しています。


本展はスイス・ローザンヌにあるオリンピック博物館において開催された「Olympic Language: Explo
ring the Look of the Games」(2018年5月10日〜2019年3月17日)の巡回展。

1964年東京をはじめ、1968年メキシコシティ、1972年ミュンヘン、1994年リレハンメル、2004年アテネの5つの大会にフォーカスし、各大会のデザインがどのように統一感と個性を表現してきたかを紹介しています。

1Fフロアでは1964年東京大会を中心に展示しており、地下フロアではメキシコシティ、ミュンヘン、リレハンメル、アテネの各大会を展示しています。

1Fフロアでは1964年東京大会を中心に展示。
グラフィックデザイナーの亀倉雄策さんを中心に、
さまざまな取り組みでオリンピックにデザインの革新をもたらしました。

記憶にある方も多いと思いますが、亀倉雄策さんがデザインした大会ポスター。
躍動するアスリートを捉えつつ、静謐で荘厳な印象なものになっています。
スポーツポスターではじめてアスリートを捉えた写真が使われました。

いまではオリンピックのみならず、
さまざまな分野で活用されているピクトグラム。
オリンピックでピクトグラムが採用されたのが1964年東京から。
勝見勝さんを中心に制作されました。

1964年東京大会での聖火トーチ。デザインは柳宗理さん。
トーチホルダー用ボックスは杉浦康平さんのデザインによるもの。

1968年メキシコ大会。五輪と「68」をデザインし、
ウイチョル族の伝統的な模様を組み合わせたエンブレム。

1972年ミュンヘン大会。
デザインチームメンバーの顔が隠された悪戯心溢れた近代五種のポスター。

2004年アテネ大会のメダル。

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