唐突ですが、昨年2011年からデジタルハリウッド大学大学院の客員教授を務めさせていただいております。実は最近知り合った方は僕を大学の“せんせ”だと勘違いなさっている方が多くて、きちんと説明しなきゃなぁ〜と思っていたので、新学期がはじまるこの時期にちょっとお話しておこうかな、と思ったわけです。
まず、問題はFacebookだと思うのです。Facebookのプロフィール欄は時間列になっているので、最新のお仕事が一番上にきてしまい、それが現在の仕事のように見えてしまいます。実際には「〜から現在」となっている仕事としては、大学院の仕事の下に「フリーランス」があります。以前からお知り合いの方には認知いただいていますが、僕はいまもむかしもフリーランスのジャーナリスト/ライター、というわけです。ですので、取材やインタビューなどのご依頼はいまもむかしも首をながぁああくしてお待ちしております。
実は同学の学長である杉山さんとはそれこそお茶の水で同校を立ち上げられた十数年前(もっと前?)に取材させていただいてからの知り合いです。それが、一昨年末にひょんな事から大学院のお手伝いをするお話をいただき、実際に昨年4月から教壇に立たせていただいております。
僕は、仕事柄20年近くの間に渡ってさまざまなジャンルの数々のクリエイター、アーティストを取材し、インタビューしてきました。有名、無名さまざまで、当時はヒヨッコだった人もいまや簡単にメールも出せなくなっていたりするような方もいます。そうした、いわゆるクリエイティブ系の人脈をうまく活用して、さまざまなクリエイターに、これまでのインタビューよろしく、貴重なお話を聞き出していき、それを受講生が聞いて、自分のクリエイティブに目覚めてもらう、自分のビジネスにうまくつなげていく、といったスタイルで行うのを特徴としたのが僕の講義です。
講義の名称は実は「インタラクティブコンテンツ」というタイトルなのですが、インタラクティブコンテンツにこだわらずに好きなようにやっていい、と言っていただいたのもお手伝いするのを決めた理由のひとつでもありました。昨年の講義でも「インタラクティブな事はまったくやりません」と宣言してからはじめています。
昨年は震災直後の講義開始となった事で、実質的には遅れてのスタートとなったものの、お声がけさせていただいたみなさんからご快諾いただき、大変有意義な講義を行う事ができました。ご登壇いただいたのはメディアアーティストの八谷和彦さんをはじめ、千房けん輔さん(エキソニモ)、アートディレクターの宮田人司さん、アニメーション監督のFROGMANさん、フォトグラファーのJulie Wataiさん、東京ガールズコレクションチーフプロデューサー(当時)の永谷亜矢子さん、さらに特別講義には佐藤卓さんにお越しいただきました。
講義は夏前までの前期だけで終わり、もう1年で用済みかなと思っていたのですが、今年も同様にやってほしいというご要望をいただきましたので、調子に乗って今年も講義をさせていただく事にしました。
そこで今回のゲスト講師はここ数年で特に頭角を表してきた人を中心に出ていただこうと思い、ご登壇をお願いしました。以下が今期の講師陣です。
・加賀谷友典さん:”neurowear”プロジェクト
・玉置泰紀さん :関西ウォーカー編集長
・成瀬つばささん:“リズムシ”シリーズ
・真鍋大度さん :ライゾマティックス
・草野絵美さん :クゥーイー
・遠藤一郎さん :未来美術家
のみなさんです。この他、特別講義に出ていただく方に交渉を進めているところです。
残念ながら講義そのものはあくまで大学院の授業ですので、同学の大学院生でなければ受講できませんし、当然、USTREAMなどでの中継もできませんが、終了後すみやかにFacebookやブログなどで、講義の様子はお知らせしていければと考えていますので、ぜひ楽しみしていただければと思います。
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