根津美術館には一足先に満開の花が咲いているようです。といっても庭に咲いているのは紅梅ぐらい。咲いているのは館内に展示されている仏画の中のようです。
4月8日の花祭りまでは一月ほどありますが、同館では『ほとけをめぐる花の美術』展を開催中です。同展では仏教を象徴する花の蓮華をはじめ、無憂樹や沙羅といったさまざまな花が描かれた仏教絵画が展示されています。
展示室5で同時開催されているのは『旧竹田宮家の雛道具』。こちらでは明治天皇の第六皇女・常宮昌子内親王が嫁いだ竹田宮家に伝わる雛道具が展示されています。内親王が嫁ぐ際に天皇家より拝領し持参した雛道具には宮中の雅と東京の技の両方の特徴がよく表れています。
展示品には一対の有職雛をはじめ、宮中において皇族の子女が天皇・皇后両陛下から拝領される《御台人形(おだいにんぎょう)》、室内遊戯の「貝合せ」に用いる貝とそれを収める《草花折枝鶴蒔絵貝桶》など、美しく精巧に作られた雛道具の数々が展示されています。
まだまだ寒い日もありますが、日に日に日差しを暖かく感じる日も増えてきました。春はもうすぐそこですね。
企画展『ほとけをめぐる花の美術』
会期:2019年2月28日〜3月31日
会場:根津美術館 展示室1、2
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
『旧竹田宮家の雛道具』
会期:2019年2月28日〜3月31日
会場:根津美術館 展示室5
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/collection.html
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