2020年7月17日

水に入るミュージアム「チームラボプラネッツTOKYO」にパブリックアートがお目見え:teamlab☆Planets TOKYO DMM

《空から降り注ぐ憑依する滝》
傾いて見えますが、ピサの斜塔ではありません。広角レンズで撮影しました


チームラボが手掛けた「チームラボプラネッツ TOKYO」(東京・豊洲)に新たな作品として、パブリックアート《空から降り注ぐ憑依する滝》が2020年7月16日(木)に登場しました。

表の通りからも、ゆりかもめの新豊洲駅からも見ることができる屋外作品で、10メートルはあるかと思われる高さに滝口があり、空から出し抜けに水が迸り、降り注いでいるもの。もちろん滝は映像ですが、遠目には実際に滝があるように見えます。





不思議なことに、最上部の滝口部分の空が常に周囲の空に溶け込んで見えます
夜になると滝口がすっかり夜に紛れてしまいます
ちょっとした工夫なのですが、ぜひ現物を見て確かめてみてください
滝壺部分は立つことができます


チームラボプラネッツ TOKYOは、来場者が裸足になって水の中を歩いて体感するもので、“水に入るミュージアム” や “水に入るチームラボ” として、国内外から人気を得ています。同じ湾岸エリアには同様に人気の高い「チームラボボーダレス」がありますが、同じチームラボが手掛けていながら、まったく異なる感覚の体験ができます。


とりわけ、膝下ぐらいまで水に浸かって、水面に現れる映像を楽しみながら、歩いて体感する《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity》は人気。季節ごとに映像の内容が変わる同作品ですが、今の時期だけ夏の装いとして、水面に向日葵が広がる空間を体験できます。


《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity》
鯉は人にぶつかると、花になって散っていきます
 
《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity》
夏の季節限定で水面には向日葵が咲いています



チームラボプラネッツ TOKYOにはこの他にも巨大な作品空間があります。《The Infinite Crystal Universe》は、光の点の集合体で構成され、天井と床が鏡になっていることで、自分も無限に続く光の彫刻に取り込まれたように錯覚します。さらに、光が明滅することで、上下左右もわかりにくくなり、宇宙空間にいるような感覚のとらわれます。

《Floating in the Falling Universe of Flowers》は時間と共に刻々と変化しながら花々が咲き乱れる生命の宇宙が空間に広がり、その独特な浮遊空間に身を委ねると、いつしか時間が経つのを忘れてしまいます。これらの作品はスマートフォンを使って、インタラクションを楽しむことができますので、ぜひスマートフォンをお忘れなく。


《The Infinite Crystal Universe》

《Floating in the Falling Universe of Flowers》

チームラボプラネッツ TOKYOは2020年秋までの期間限定として2018年7月に開館しましたが、2年で180万人以上が来館。2022年末まで会期延長が決まっています。
 

【会場情報】
チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM
会期:2018年7月7日〜2022年末
開館時間:
7月:平日 10:00〜19:00/土日祝 9:00〜19:00
8月:平日、日曜 9:00〜21:00/土曜 9:00〜22:00
場所:東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
※東京都感染拡大防止ガイドラインに従い、感染防止策を行っていますので、ご協力をお願いします。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/#information

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