2020年9月16日

ロジャー・ムーア最後のボンド『007 美しき獲物たち』(1985年公開)。主題歌はデュランデュラン

ロジャー・ムーア(1927年10月14日-2017年5月23日)が演じた最後のジェームズ・ボンド『007 美しき獲物たち』(原題:A View to a Kill/1985年公開/監督:ジョン・グレン)を見ました。



BS-TBSでは毎週火曜夜9時からの映画放送枠「火曜デラックス」で記念すべき第1作「007/ドクター・ノオ」(6月2日放送済)から007シリーズを放送しています。これは2021年4月2日の再々々延期での公開2020年11月20日(金)の公開が決定した最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に向けた企画として007シリーズ24作品と番外編2作品の計26作品を放送中で、9月15日は「007 美しき獲物たち」の放送でした。




ストーリーはゾーリン(クリストファー・ウォーケン)が企む、サンフランシスコのベイエリア=シリコンバレーを人工的な地震を引き起こして陥没させ、そこに湾からの海水を引き込んで水没させてしまうことで、エレクトロニクス業界を転覆してしまおう、という策略をボンドが阻止するというもの。実現していたら、iPhoneは世に出なかったでしょうね。


毎回、ボンドガールが話題になる007シリーズですが、本作ではステーシー役のタニア・ロバーツよりも、女殺し屋メイデイを演じたモデル・歌手として当時、人気絶頂だったグレース・ジョーンズの方が話題になりました。メイデイは元ナチス・ドイツの科学者モートナー博士によって生み出された異常発達児で(ガンダムで言えばマリーダ・クルスのような存在?)、エンディングも含め本作イチの存在感でした。ちなみにボンドとの濡れ場はなし。


ロジャー・ムーアの007って評価している人は少ない印象ですが、僕はショーン・コネリー世代よりもちょっと遅れてきた世代なので、ムーアのおとぼけエロエロスパイを007として刷り込まれているので、これはこれで割と好きです。ショーン・コネリーとも、ダニエル・クレイグとも違った、007キャラクターのひとつを作り上げたことは確実に言えると思います。


それにしても、オープニングで驚いたのが、この曲。そうか、デュランデュランだったっけ。それにしても、この曲、ずうっと、“Dance,Into the fire” ってタイトルだとばかり思ってた。普通に映画のタイトルと一緒で『A View to a Kill』だったのね。




次回はティモシー・ダルトンのボンド一作目となるシリーズ第15作「007/リビング・デイライツ」(9月22日(火) 21:00~23:30)です。以降の放送は以下の通り。

●2020年9月29日(火) 21:00~23:30
第16作「007/消されたライセンス」
主演:ティモシー・ダルトン

●2020年10月6日(火) 21:00~23:30
第17作「007/ゴールデンアイ」
主演:ピアース・ブロスナン

●2020年10月13日(火) 21:00~23:24
第18作「007/トゥモロー・ネバー・ダイ」
主演:ピアース・ブロスナン

●2020年10月20日(火) 21:00~23:30
第19作「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」
主演:ピアース・ブロスナン


以降は公式サイトでご確認ください。

#映画大好き
#007
#ロジャー・ムーア
#デュランデュラン
#グレース・ジョーンズ
#ノータイムトゥダイ

0 件のコメント: