2018年9月28日

『とらや赤坂店』が10月1日にリニューアルオープン

10月1日にリニューアルオープンする『とらや赤坂店』のお披露目におじゃましてきました。建物、内装の設計は東京駅店や御殿場店も手掛けている内藤廣さん。吉野の檜のいい香り、木のぬくもりが感じられる、素晴らしい店舗です。

店舗構成は1階はエントランスとご予約品のお渡しなど、地下1階はギャラリー、2階は販売、3階には御用場(製造場)と菓寮となっています。

とらや赤坂店の新店舗のエントランス。明るくモダンな雰囲気に生まれ変わりました。

以前の店舗は学生だった時分にはじめてうかがいましたが、その時はとても敷居が高い感じがして、入ってすぐにそそくさと出てきてしまった記憶があります。その後は厚かましく、利用させていただきましたが、2015年に休業となった時は寂しさもありました。

今回、他の店舗も手がけられている内藤廣さんの手により、あたたかくて、モダンで、それでいて歴史と伝統も忘れていない店構えに思わずうなりました。

虎屋赤坂店2階の売店。まるでギャラリーのようなディスプレイ。大きな虎屋の紋は旧店舗で使っていたものとのこと。
リニューアルオープン記念で10月1日より新発売となる小型羊羹『新栗』。
「とらやの羊羹デザイン展」(B1Fギャラリー)より。ギャラリーの壁面には、大正七年の菓子見本帳に描かれた羊羹のデザイン画が。

「とらやの羊羹デザイン展」(B1Fギャラリー)より。羊羹を練る大きな大きな釜とえんまと呼ばれる大きな杓文字。とっても重いそうです。

「とらやの羊羹デザイン展」(B1Fギャラリー)より。ある羊羹の名称から紡ぎ出されたエピソードが味わいがあって、思わずうなってしまいます。

3階の御用場(製造場)が公開されていて「残月」をつくっていました。左端の亀の形をしたものは職人さんの遊び心。
3階の虎屋菓寮の内装。落ち着いた雰囲気でディナーをと言いたいところですが、ここは菓寮なので、あくまでお茶。
虎屋菓寮でお汁粉をいただきました。当然のことながら絶品。
おみやげに赤坂店限定の栗入羊羹をいただきました。パッケージのイラストは内藤廣さんによるものです。
※2018年 10月1日(月)にリニューアルオープンいたします。
【店舗情報】
とらや赤坂店(直営店)
住所:東京都港区赤坂4-9-22
営業時間:
<売場> 8:30〜19:00(平日)、9:30〜18:00(土日祝)
<虎屋菓寮> 11:00〜18:30(平日)、11:00〜17:30(土日祝)※ランチタイム 11:30〜14:30
<ギャラリー> 10:00〜17:30(イベントによっては変更)
休業日: 毎月6日(12月を除く)※2018年10月6日は営業
電車でのアクセス: 東京メトロ丸の内線、銀座線「赤坂見附」駅A出口より徒歩7分
駐車場: 9台
公式サイト:<https://www.toraya-group.co.jp>

【展覧会情報】
第1回企画展「とらやの羊羹デザイン展」
会期:2018年 10月1日(月)〜12月30日(日)※11月6日(火)は休み
会場:虎屋 赤坂ギャラリー(とらや 赤坂店 地下1階)
※入場無料

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