2017年1月22日

静嘉堂文庫美術館で開催中の『超日本刀入門』より。岩崎弥之助の危機を救った刀とその逸話は必見。#静嘉堂文庫 #刀剣 #岩崎弥之助


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静嘉堂文庫美術館で開催中の『超日本刀入門』より。戦国武将から受け継がれてきた刀剣とそのエピソードも。こういうのも刀剣を楽しむ大事なポイント。#静嘉堂文庫 #刀剣


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静嘉堂文庫美術館での『超日本刀入門』より。国宝やら重文やら、さすが三菱さん、持ってますねぇ。#静嘉堂文庫 #刀剣


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静嘉堂文庫美術館の『超日本刀入門』展より。刀と太刀の違い、知ってます。これから刀剣を、という方にはオススメの展覧会です。#静嘉堂文庫 #刀剣


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昨日は『超日本刀入門』展のブロガー内覧会に世田谷区岡本の静嘉堂文庫美術館に行きました。残念ながら中村さんナビゲーターのトークイベントには間に合いませんでしたが、こんなベストショットには間に合いました。刀剣の向こうに見えるシルエットは富士山です。#静嘉堂文庫 #刀剣


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2016年10月26日

『この世界の片隅に』で幸せであることの意味を噛みしめる



東京国際映画祭第1日目は、レッドカーペット取材もそこそこに待ち望んでいた、片渕須直監督、こうの史代原作による「この世界の片隅に」を見てきた。


広島の海苔を養殖する家に生まれ、毎日を家族に囲まれて、好きな絵を描いて、ボーっと少女時代を過ごしてきた浦野すず(のん)。18の歳にどこかで見初めてくれた、顔も知らない人・北条周作(細谷佳正)のところに嫁に行く。嫁ぎ先は戦艦「大和」の母港・呉。足の不自由な義母にかわって、すずなりに家事をこなすが、出戻ってきた義姉・黒村径子(尾身美詞)に使えないと言われる。それでも、径子の娘・晴美(稲葉菜月)と仲良くなり、優しく接してくれる新しい家族の中で徐々に自分の居場所となっていく。しかし、次第に戦況は悪化し、道に迷い遊郭で遊女の白木リン(岩井七世)と出会ったり、重巡洋艦「青葉」の水兵となっていた幼馴染の水原哲(小野大輔)との別れがあり、空襲に怯える毎日がやってくる。それでも、毎日の暮らしは続く


片渕須直監督は「マイマイ新子と千年の魔法」で第14回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞。「魔女の宅急便」では当初は監督として関わり宮崎監督復帰後は演出補として活躍するなど、知る人ぞ知る名演出家。原作のこうの史代は「夕凪の街 桜の国」(双葉社)で第8回文化庁メディア芸術祭でマンガ部門大賞を、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。田中麗奈主演で実写映画化された。まさに最強のタッグ。


“すずさん”の世界に息を吹き込んだのは、すずさんを演じる女優・のん(旧名:能年玲奈)。やさしく、やわらかで、ほんわかとした彼女の声以外に考えられないほどの適役ぶりだ。主題歌はフォーク・クルセイダーズの名曲「悲しくてやりきれない」をコトリンゴがやさしく歌い上げ、映画を忘れられないものにしている。


「この世界の片隅」は1112日(土)より全国で公開。


ここからネタバレありです。


戦時中も僕らと同じような暮らしがあった、という当たり前のことに気づかされる。笑いがあり、ケンカもあり、もちろん愛もあった。当たり前の人としての暮らしがあった。


嫁いでも日々をボーッと過ごしてきたすずだったが。


絵を描くのが大好きだった右手とともに、いつもすずちゃんと慕ってくれた姪の晴美を目の前で奪われ、いつも厳しかった兄と淡い恋心のあった幼馴染みの哲を戦争に奪われ、広島の母と父も原爆に奪われ、仲良しの妹は原爆病に侵された。ボーッとしていたすずが終戦の日に「何も知らないボーッとしたまま死にたかった」と怒りとともに叫び泣く。


それでも妹を見舞った広島で戦災孤児となった少女を連れて帰り、シラミだらけのその子を新しい家族として迎える。そこには新しい家族として、これからもいつもの暮らしを続けようとする笑いがあった。それでも生きて行くのだという、人として当たり前の笑いがあった。


途中、顔がクシャクシャになっただろうほど、号泣しながら見ていたが、終わった時にはなにかすっきりした感情に包まれ、明日も頑張ろう、という気持ちになれた。どんな時代も人としての日々を暮らしていかなければならないという当たり前のことに強く心を打たれた。


そんな気持ちで劇場を出てきたのだが、街を歩いていると、楽しげになにかしゃべりあっている家族や、大笑いをしながら腕を組んでいる二人連れを見たら、もうなにかわけもわからない感情が込み上げてきて、気づいたら滂沱の涙を流していた。


日々、辛いこと、悔しいこと、怒りたいこと、何もかも投げ出したくなること、たくさんの嫌なことがあるけど、僕たちはなんて幸せなんだろう。60年前の僕たちの祖父や祖母、父や母。そして世界のどこかで、戦禍に見舞われてそれでも日々の暮らしを送っている人たちは数かぎりないほどいる。


いまも「この世界の片隅に」同じような苦しみにあっている人たちがいる。僕たちはそのことを忘れてはいけない。悲しみを背負った過去を持つ国だからこそ忘れちゃいけない。


全編を通じて、笑ったり、泣いたり、憤ったり、飽きのこない構成、ストーリー。キャラクターも素晴らしい、声優もぴったりハマっている。アニメはちょっとという人にも自信を持って勧めたい、今年大ヒットしている邦画やアニメよりも、見る価値のある素晴らしい作品です。


2016年9月9日

AirPodsもいいけど、純正のワイヤレスレシーバーを!

「チンアナゴだ」とか、「死ぬほどダサい」とか、「絶対どっちかなくす」とか、「クソ高い!」とか、さんざんな言われようのアップルの新製品『AirPods』(16,800円)ですが、この耳かけタイプでもない、ループストラップでもない、2つにわけてそれぞれの耳に引っ掛ける、という大胆な、というかアホなスタイルを、堂々と天下のアップルが出しててきたのがすごいと思うんですよね。





おかげでiPhone 7だけでは物足りなさ満載だった、今回の発表に大いに花を添えたのは間違いない、飛び
道具的な存在だったと言えます。

ただ、このイヤフォンジャックを廃してライトニングからのサウンドアウトって施策をフォローするのに、賛否両論のAirPodsと超絶ダサい変換アダプタってのは、あまりにユーザのことを考えていなさすぎやしませんか?

忘れているのは、いま使っているイヤホンをワイヤレスで使えるようにするデバイスを用意しなかったってことです。そんなん、サードパーティでいくらでも出てるでしょ、って指摘されちゃいそうですが、それだと、結局、クソダサい、サードパーティのブルートゥースレシーバーを胸ポケットに括りつけたりしなけりゃいけなかったり、するんですよ。

そこで、アップル純正のワイヤレスレシーバーがあって、自前のイヤホンやヘッドホンを挿すことができたらいいのに。既存の技術だけど、アップルがまとめるとこうも洗練された使い方ができるのかって、いうレシーバーがでてきたらいいのに。

http://www.apple.com/jp/airpods/

2016年9月8日

iPhone 7 Plusのデュアルカメラに注目



iPhone 7、iPhone 7 Plus、AirPods、AppleWatch Series2、いろいろ出ましたね。ほぼ予想とか噂通りなのは、このところのアップルの発表イベントの規定どおりなかんじで、まぁ、こんなもんか、というところですね。

それにしても驚くのがアップルのイベントに出てくるコンテンツがポケモンにマリオって。なんのイベントなの?ってな。宮本さんが出てきた時にウェルカムぶりにはちょっと感動すらしました。それにしても、これを「日本スゲェ」とか思って見てる奴はアホ。どんだけ海外にいいコンテンツ持っていかれてんだよって話なわけで。ちなみに任天堂からはラン&ジャンプゲームの『スーパーマリオ・ラン」が12月にはリリースされるみたい。また、この他に「どうぶつの森」と「ファイアーエムブレム」シリーズからも2017年3月末までには提供されるようです。




iPhoneについては、カラーに本当に黒いの(JetBlack)が出てきて、うれしい限りです。価格はiPhone 7が72,800円(32GB)〜、iPhone 7 Plusが85,800円(32GB)〜てな感じ。9月9日から予約開始、16日販売開始です。

それとやっぱりiPhone 7Plusのデュアルカメラの光学ズームはどんなもんか試してみたい。スマートフォンのカメラ性能の高さはそろそろデジイチに退場を促すほどになってきているとは思うけど、やっぱりなんだかんだ言ってもレンズについては敵わない部分だと思うので、こうした二段構えのレンズ構成に出てきたのは興味深いなぁ、と。


個人的にはオーディオまわりで、おおっ、と思うものがいくつかあって、ちょっとうれしい感じもありました。特にステレオスピーカーが◎。PlusとかiPadとか、横置きにすれば、ひとりで映画見たりするのに、これ以上ないデバイスだと思うんだけど、スピーカー位置が本体底面のライトニングの両脇にあるので、横置きにしてもステレオにはならないわけで、ま、仕方なくイヤホンで聞いていたわけですが、今度はディスプレイの両脇から音が出てくる仕様らしいので、これはよかった。ライトニング直挿しのイヤホンも、どの程度の音質向上が期待できるのか聞いてみたいです。これでハイレゾをきちんと対応してくれればなんの問題もないのだけど。



そうそう、FeliCa対応は笑った。いったい何年前の話題をほじくり返して復活させたんだろう? まさに、いまっ? って感じ。まぁ、あれば便利っちゃ、便利なんだろうけど。10月にはSuicaが対応するようです。

ワイヤレスイヤホンの「AirPods」は画期的ながら、このデザインは絶対どっちかなくしそうですね、デザイン的には既存のアップル製品のイヤホンを踏襲していていまいちなんだけど、おなじ仕様でサードパーティからよさ気なイヤホンが出てくるのを期待したいです。女子向けのアクセサリー的なイヤホンが出てきそう。



価格はこんな感じです。

iPhone 7 32GB 72,800円(税別)
iPhone 7 128GB 83,800円(税別)
iPhone 7 256GB 94,800円(税別)

iPhone 7 Plus 32GB 85,800円(税別)
iPhone 7 Plus 128GB 96,800円(税別)
iPhone 7 Plus 256GB 107,800円(税別)

AirPods 16,800円(税別)10月下旬発売

2016年8月8日

これぞ本当のゴジラだ!いまこそ本腰を入れて観たい「ゴジラ」(1954)


『シン・ゴジラ』を傑作と思った人はぜひ1954年の原点に触れてほしい。これを古くさいとか、現代社会とは違うと思わずに見てほしい。これが本当の「ゴジラ」だ!

「ゴジラ」と「シン・ゴジラ」で明らかに共通する点が、ゴジラを徹底的に恐怖の対象として描いていることにあります。

「ゴジラ」では、ゴジラが東京にやってきて海に帰っていくルートを空襲で飛来してきたB29爆撃機ルートになぞらえたり、広島や長崎、福竜丸による被爆がゴジラの体表や造形で表現されるなど、ゴジラを戦争のメタファーとして描いています。「シン・ゴジラ」ではあきらかに福島原発事故の被爆体験から、ゴジラを暴走する原発そのもの、まさに動く原発として描いています。「ゴジラ」(1954)以後のゴジラシリーズでは一貫して、ゴジラ=原爆もしくは原発として描き続けられています。なにも「シン・ゴジラ」ではじまったことではないのです。

そして、「ゴジラ」と「シン・ゴジラ」の決定的に異なる視点が、ゴジラを生物(1954年当時は動物と言った方が近いか)として、見ている視点です。

映画の中では、ゴジラを人類や人類の営みを蹂躙する、恐怖、脅威の存在として捉えるのを大勢としながらも、山根博士をはじめ一部の人々はゴジラを生物として捉えています。

この視点は一見すると、科学者としての視点として見逃されがちですが、ゴジラが生物であり、その “いきもの” を人の一方的なエゴによって葬り去ることへの疑問だけではなく、映画の終盤では、海の藻屑と消えていくゴジラへの哀れみの感情が包み込み、戦争が引き起こす悲しみ、それ以上に命を弄ぶことへの怒りがないまぜになって、観客にどうしようもない涙を誘います。

そしてもう一点。自身の革命的な発明(オキシジェンデストロイヤー)をゴジラとともにこの世から消し去るために命を捧げる芹沢博士を通じて描かれる、科学技術を狂信することへの警鐘があることにあります。

この生命への姿勢、科学技術への姿勢が、残念ながら「シン・ゴジラ」では描ききれていないと思うのです。

2016年8月3日

メーヴェが大空を舞った!「できるはずない」をやってのけた『オープンスカイ』の軌跡


メディアアーティストの八谷和彦さんが長年、続けているプロジェクト「オープンスカイ」。いわゆるメーヴェを現実のものとして、大空を翔けるプロジェクトです。メーヴェという名前は知らなくとも、『風の谷のナウシカ』でナウシカが操る一人乗りのグライダーといえば、知らない方はいないでしょう。


このプロジェクトのひとつのゴールとも言える、ジェットエンジンを搭載した実機での公開フライトが、2016年7月31日に北海道滝川市のたきかわスカイパークで行われました。10年以上にわたって進められてきたプロジェクトで、途中休止期間があったり、エンジンの調達が難しくなったり、紆余曲折を経て、満を持してのフライトだっただけに、僕も北海道まで行って、その勇姿をこの目でみたかったです。


僕が八谷さんのこの「オープンスカイ」にはじめてふれたのは、2003年の利根川河川敷での[1/2モデル]のラジコン機の飛行でした。当時はなんだかひさびさにアートに触れたくなっていた時期で、たまたまこの実験飛行のことを知って、うちからチャリで行ったものの(利根川はうちから車で10分ほど)、すでに実験は終わっていました。


それから数年経って、初の実物大の滑空機である[M-01]が製作され「愛・地球博」で展示されましたが、これにも残念ながら行けず、その翌年2006年にICCで開催された「オープンスカイ2.0」でようやく実機(?)に触れることができました。この時は取材でもなんでもなく、普通に展覧会を見に行ったのですが、なぜか写真を撮っていました。


こんな感じで実際に乗った気分が味わえました。「オープンスカイ2.0」(2006年/ICC)


その後、二機目の滑空機として製作された[M-02]は実際にパイロットである八谷さんが搭乗して、飛行する実験が行われました。この時はまだ動力は搭載せず、ゴム索発航(人が引っ張って、ゴムパッチン方式で飛ばします)で飛ばしていました。


2008年に行われた「金沢アートプラットフォーム2008」において、「オープンスカイ」展示が行われ、金沢市内の公園でテストフライトが行われました。この時、取材に行っていた僕も、引っ張り要員に加えていただき、実際に飛び上がって、着地するのを目の前で見ることができました。

離陸から着地まで撮影。「金沢アートプラットフォーム2008」(2008年)

フライトを終えた八谷さん。「金沢アートプラットフォーム2008」(2008年)


その後、実際にジェットエンジンを積んで空飛ぶ姿を心待ちにしていましたが、2010年にエンジンを搭載した[M-02J]の滑走試験の際にエンジントラブルの発生があり、約2年のプロジェクト休止を余儀なくされました。その後、機体改造、エンジン換装が行われ、2012年に野田スポーツ公園での滑走実験が行われ、2013年にはついに国土交通省航空局から試験飛行許可がおり、ジャンプ飛行が行われました。


いよいよジェットエンジンでの飛行を目前に、2013年にはアーツ千代田3331で「OPENSKY 3.0」が行われ、[M-02J]をはじめ、プロジェクトで製作されたすべての実験機やフライトシュミレータなどが展示されました。レッドブル・エアレースで知られるエアロバティックを知ったのは、この時でした。


M-02Jを前に熱心に説明する八谷さん。「OPENSKY 3.0」(2013年/アーツ千代田3331)

ジェットエンジンを搭載したM-02J。「OPENSKY 3.0」(2013年/アーツ千代田3331)
ジェットエンジンがおさまってます。「OPENSKY 3.0」(2013年/アーツ千代田3331)
忘れがちなのですが、アートプロジェクトなので、パイロットのユニフォームやヘルメットを含め、
トータルでデザインされています。「OPENSKY 3.0」(2013年/アーツ千代田3331)

その後のテストフライトは北海道滝川市のたきかわスカイパークで継続されており、気軽に取材に行けなくなりましたが、2014年の公開試験飛行、そして今回の公開飛行などに常に注目しておりました。

今回の公開飛行成功の知らせをうけ、十年以上に渡る八谷さんの偉業を讃えたいと思います。八谷さん、おめでとう!



これはおまけ。

OpenSky
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/OpenSky.html

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