李禹煥の個展『物質の肌合い』が谷中のSCAI THE BATHHOUSEで開催中です。会期は10月15日(土)まで。
現在、大規模回顧展「国立新美術館開館15周年記念 李禹煥」を開催している李禹煥は、国際的にも大きな注目を集めてきた、戦後日本美術において重要な動向といえる「もの派」を代表する美術家です。
李は国立新美術館でも展示されているように、「関係項」シリーズのように石や鉄、ガラスといった素材を用いた彫刻がよく知られています。
SCAI THE BATHHOUSEでの展示では、これら以外の、これまで主要な個展でもあまり紹介されてくることのなかった木、紙、土といった素材による作品で構成しています。
木は板の表面にノミで刻み跡をつけ、紙は箔のように貼り合わせた上で、薄墨に浸した筆で穿ったり、陶土は火という外的な要素を受容し、「つくらない」ことで表現しています。
李の違った側面を見ることができるので、新美術館での展示をご覧になった方はぜひ合わせてご覧になることをおすすめします。
1 件のコメント:
gbidh03k02
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
golden goose outlet
コメントを投稿