2020年12月31日

2020年、観てよかった展覧会10選 [おまけ]2020年美術館・ギャラリー・アートイベント鑑賞リスト

石岡瑛子展(東京都現代美術館)より

covid-19禍により美術館をはじめとした展覧会の多くが開催自粛に追い込まれました。取材したり、個人的に観た展覧会もかなり少ないとは思ったので、記録に残しているものだけでもリストアップしてみました。こうして見ると4〜5月の数は極端に少ないのですが、全体的に見れば決して少なくはないことがわかりました。

その中で、印象に残った、観てよかった展覧会を10本選びました。あくまで10選であって、順位はつけていません。文末に2020年美術館・ギャラリー・アートイベント鑑賞リストを掲載しています。


2020年10月14日

いまこそ知りたい、ジョンとヨーコ、奇跡の軌跡。『Double Fantasy John & Yoko』が六本木で開催中


会場はソニーミュージック六本木ミュージアム

リバプールで70万人を動員した『Double Fantasy John & Yoko』がソニーミュージック六本木ミュージアムで開催中です。会期は2021年1月11日(月)まで。


同展はジョン・レノンとオノ・ヨーコ、二人の出会いから共同制作、突然の別れまで、貴重な資料で構成された展覧会です。


2020年9月16日

ロジャー・ムーア最後のボンド『007 美しき獲物たち』(1985年公開)。主題歌はデュランデュラン

ロジャー・ムーア(1927年10月14日-2017年5月23日)が演じた最後のジェームズ・ボンド『007 美しき獲物たち』(原題:A View to a Kill/1985年公開/監督:ジョン・グレン)を見ました。



BS-TBSでは毎週火曜夜9時からの映画放送枠「火曜デラックス」で記念すべき第1作「007/ドクター・ノオ」(6月2日放送済)から007シリーズを放送しています。これは2021年4月2日の再々々延期での公開2020年11月20日(金)の公開が決定した最新作「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」に向けた企画として007シリーズ24作品と番外編2作品の計26作品を放送中で、9月15日は「007 美しき獲物たち」の放送でした。



2020年9月11日

『第33回東京国際映画祭』クロージング作品に『HOKUSAI』が決定!

©2020 HOKUSAI MOVIE


Covid19禍の影響からか、映画館に足を向ける方が少なくなっていますが、なかには受け入れられ、順調に客足を伸ばしている作品も見受けられるようになってきました。
それでも「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」(会期:2020年9月26日~10月4日)のようにオンラインでの開催を決めた映画祭や、なかには延期・中止の映画祭もあります。致し方ない状況とは言え、映画館で映画を楽しむ、という当たり前のことができないのは寂しい限りです。

そうした中、国内における映画祭の本命と言える「東京国際映画祭」は、映画館をリアルな会場として開催することを8月に表明しました。そしてこの度、『第33回東京国際映画祭』のクロージング作品に『HOKUSAI』が決定しました。

2020年8月31日

馬と人との関わりから、原始の風景が浮かび上がる:『ベゾアール(結石)』シャルロット・デュマ 展



エルメス財団は、銀座メゾンエルメスフォーラムにおいて、アムステルダムを拠点とする写真家・アーティストのシャルロット・デュマの展覧会『ベゾアール(結石)』を開催中です。

2020年8月5日

所沢に新しい文化のランドマーク『角川武蔵野ミュージアム』が出現!:角川武蔵野ミュージアム

『角川武蔵野ミュージアム』全景。
なんだか、特殊な地層が見つかりました、という風情です

見上げる方向、角度、時間によっては、石の城のようでもあり、溶岩ドームのようにもみえる。時々刻々と表情を変えるその存在は、まさに武蔵野の新たなランドマークです。2020年8月1日に「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市)にプレオープンした『角川武蔵野ミュージアム』です

2020年7月17日

水に入るミュージアム「チームラボプラネッツTOKYO」にパブリックアートがお目見え:teamlab☆Planets TOKYO DMM

《空から降り注ぐ憑依する滝》
傾いて見えますが、ピサの斜塔ではありません。広角レンズで撮影しました


チームラボが手掛けた「チームラボプラネッツ TOKYO」(東京・豊洲)に新たな作品として、パブリックアート《空から降り注ぐ憑依する滝》が2020年7月16日(木)に登場しました。

表の通りからも、ゆりかもめの新豊洲駅からも見ることができる屋外作品で、10メートルはあるかと思われる高さに滝口があり、空から出し抜けに水が迸り、降り注いでいるもの。もちろん滝は映像ですが、遠目には実際に滝があるように見えます。


2020年6月25日

台風災害から復旧。美術館への足、箱根登山電車が7月23日に営業運転再開!

箱根登山電車2000形
愛称は姉妹提携しているスイスのレーティッシュ鉄道の
サン・モリッツ駅にちなんだサン・モリッツ号


ポーラ美術館や箱根彫刻の森美術館、岡田美術館といった人気の美術館が多い日本を代表するリゾート・箱根。営業自粛が解除されても、まだまだ県を跨いでの移動が難しい状況です。活気を取り戻してほしい箱根ですが、本当に息を吹き返すには、重要な足の復活が不可欠でした。

その重要な足である『箱根登山電車』は、昨年の台風被害で全線運休となり、今秋の運転再開を目指して復旧作業をすすめていましたが、作業が大幅に進捗し、7月23日(木・祝)の始発から営業運転再開が決まりました。

2020年6月22日

開催危機を乗り越え「ヨコハマトリエンナーレ2020」開催へ:「ヨコハマトリエンナーレ2020」オンライン記者会見より

COVID-19の影響で開催中止となった「ひろしまトリエンナーレ2020 in BINGO」や開催延期を決めた「さいたま国際芸術祭」「いちはらアートミックス」などの芸術祭が多い中、同様に開催が危ぶまれていた『ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOWー光の破片をつかまえる」』が2週間延期して、2020年7月17日(金)〜10月11日(日)を会期として、横浜美術館およびプロット48を会場に開催されます。

同祭の詳細について、6月22日(月)にZOOMでのオンライン記者会見が行われ、同時にYouTubeで公開されました。

【ライブ配信】「ヨコハマトリエンナーレ2020」オンライン記者会見





2020年6月21日

週末は鴻池朋子をハシゴ!:『鴻池朋子 ちゅうがえり』アーティゾン美術館/『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』国立新美術館

《皮トンビ》瀬戸内国際芸術祭2019 展示風景
『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり』より
《刀剣✕鴻池朋子》の展示風景
『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』より

緊急事態宣言の解除後、次々に美術館が再開し、延期や休止になっていた企画展も展示再開していますが、今週は開幕が延期となっていたアーティゾン美術館での『ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子 鴻池朋子 ちゅうがえり』が23日(火)に、国立新美術館での『古典×現代2020―時空を超える日本のアート』が24日(水)に、それぞれ開幕となります。

このいずれにも出展しているのが現代美術家の鴻池朋子さん。